08/06/22 00:27:25 hjQbMNEE0
チョコレート嗜癖
チョコレートは食物であると同時に薬物であるという、特殊なケースだ。
カフェインの含有量は少ないが、カフェインと同類で似たような作用をするテオブロミンが大量に含まれている。
チョコレートは嗜好品だと考えられているが、向精神物質でもあり、心身に強い作用を
およぼし、嗜癖になりやすいものでもある。
他の興奮剤依存とは違ってチョコレート嗜癖には多様な側面があり、すべてがテオブロミン
のせいだとはいえない「チョコホリック」(チョコレート嗜癖)のほとんどは女性で、月経が
はじまる直前に強い欲求を覚える。チョコレートと耽溺的な関係になっている女性は、常時
食べるというよりは周期的に耽溺期があるのがふつうで、即効の抗うつ効果があるという人が多い。
テオブロミンの薬理作用に男女差があるとは考えられない。