07/10/06 20:50:41 VlUeWU7i0
「コーヒー嗜癖」
そうとは知らずに無数の人に使われているが、コーヒーも強力な薬物である。
すべてのカフェイン飲料の中でも、コーヒーはとくに強力で、からだへの刺激
と嗜癖性がいちばん強い。わたしの推測では、コーヒー愛好者の八割は嗜癖者
だと考えていい。その嗜癖は身体的なもので、急に摂取を中断すると明らかな
禁断反応を呈する。コーヒー嗜癖のおもな特徴はつぎのとおりである。
○この薬物を毎日使用する。とくに朝が多い。コーヒーをのまないという日がない。
のむ量はあまり重要ではない。わたしは一日一杯しかのまない真正の嗜癖者を
たくさん知っている。
○排便の促進をコーヒーに依存している。
○エネルギーのサイクルがコーヒーにコントロールされている。
午前中は元気だが夕方には活気がなくなるというパターンが多い。
○24時間~36時間コーヒーをのまないと禁断症状がはじまる。反応は無気力になる、
怒りっぽくなる、拍動性(血管性)の頭痛がひどくなるなどで、悪心や嘔吐が起こる場合
もある。それらの症状は36時間~72時間つづく。何らかのかたちでカフェインをとると、
症状がすぐに消える。