08/07/13 09:42:30 tvbS4E6w
士農工商を本当に調べた事ある?
江戸時代の国学者が士農工商というイデオロギーを作り出したことは確か。
儒学または朱子学という中国からの学問を武士の地位や精神的位置づけを
確立するための学問をでっち上げていた。もちろん武士道や後の尊王攘夷に
もつながってくるので影響は大きかったのだが、ここで創られた士農工商は
制度ではないということを注意するべきだ。理念と制度は別である。
事実、下級武士と上位の町民、村民は流動的で地位を株の売買によって
どのようにも変化した。エタを始めとする賎民層についても決して村民・町民
の下に位置づけられていたという制度があったわけでもなく、事実賎民層は
町民の中に組み込まれていることも多い。または枝村として農業を行うと共に
兼業をしているあるいは番太などもいる。皮革に限らず職人層は業種によって
賎視されたものもあるが、商・工の区別をつけるのは難しく、宗門人別帳への
記載時に宗教的に蔑称をもって記載されるということも考えられる。つまり
厳密に区別あるいは差別を受けていたかどうかは資料だけでは判断できない
ということになる。記載者の意図には主観によって左右されるからである。