08/01/24 11:51:51 pUvnPkXB
<法令用語としての「不当」>
という見出しの下、ウィキペディアにとてもいいことが書いてあった。
*****
「不当」という言葉は「違法」と同じような意味と解釈されることがあるが、
法令用語としてはそれぞれの意味が異なってくる。
「不当」とは、実質的に妥当性を欠いていることをいう。対して「違法」とは、
法秩序に違反していることをいう。「不当」なものが必ずしも「違法」である
とは限らず、法に違反してさえいなければ、それは「適法」という扱いになる。
しかし、如何に適法であっても法の趣旨や目的から見て問題のある行為には変
わりない。
なお、これは「不当」が「違法」でないことを保証するものではない。
「不当」でかつ「違法」なものも当然あり得る。
*****
「法に違反してさえいなければ、それは「適法」という扱いになる。しかし、
如何に適法であっても法の趣旨や目的から見て問題のある行為には変わりない。」
のくだりは、法の専門家にこのように解説してもらえると本当に心強い。
最近、「PTAは法的になんら問題ない」と主張する約一名の方は、
ここで言及されている「法の趣旨や目的」をどう考えておられるのでしょうか?
だまし討ち的に加入させ、その上役職を押し付けようとし、
最後はくじで仕事を強要するといったPTAの振る舞いは、
少なくとも、ここで言われている、<法令用語としての「不当」>にあたるのでは。
(「不当」の意味は、前に問題になった(>>505)「不法」の第二義とぴったり重なる
ようだね。)