07/05/07 10:33:17 187pg+vS
精子も卵子も細胞。
だから、細胞分裂でできる。
ただ、普通の細胞分裂とは違い、減数分裂という分裂。
簡単に言えば、普通の細胞分裂のあと、もう一回縦に分かれる感じ。(ちょっと違うけど)
その最後の分裂の時に、本来は一対ある性染色体が二つに分かれる。
女性の性染色体はXXだから、卵子の性染色体はXだけ。
男性の性染色体はXYだから、精子の性染色体はXとYの二種類。
つまり、X精子とY精子はその時点では、同数できる。
ただ、実際射精される精液中にはYのほうが圧倒的に多くなる。これは何故か?
女性の生殖器は精子の入り口であると同時に雑菌の入り口でもある。
感染症を防ぐ為、進入した雑菌を殺さねばならず、その為、もともと酸性が強い。
X精子もY精子も基本的には酸性に弱いので、膣内に入ると同時に死滅し始めるが、
より酸性に弱いY精子はX精子以上に、減っていってしまう。
もしX,Yが同数射精されるのであれば、自然界には女性の方が多くなる。
しかし、そうはなっていない。
より弱いY精子がX精子と同等に受精の機会が与えられるように、たくさん射精されるからだ。
自然界の仕組みはすごいですよね。
で、産み分けですが、膣内の酸性が弱ければ、男の子ができやすくなります。
同じ女性でも生殖器内の酸性度は、周期的に、また体調によっても変化しますが、
一般的には、排卵日に若干アルカリ性に傾きます。
だから、排卵日もしくは次の日の性交で男の子が授かりやすくなります。
ただ、もともとの酸性度もあるので、男腹、女腹というのがあるのも事実です。