07/08/16 17:28:32 UpOI8oFf
子を私立小学校へ入れる意義とは何だろうか。
このスレの住人は
「早くから勉強させれば有名大に行ける」
あるいはもっと過激に
「早くから勉強させないと有名大には行けない」
と考え、さらに
「私立小学校に入れれば、その条件を達成できる」
と思っているんじゃないか?
実際には、東大京大に私立中学出身者は大勢いても、私立小学校出身者はごくわずかだ。
私立小学校を受験するなら、幼稚園から勉強させないといけないが
早くから勉強一色では、将来伸びきったゴムになる危険性も高いのだ。
それだけではない。
子を私立小学校へ入れる親なら、入学後もガツガツ勉強させるのだろう。
一方、小学校、特に低学年のころには、外で自由に遊ばせることも大切だ。
勉強に時間を費やせば、必然的に遊びの時間が削られてしまう。
そのリスクを冒してまで、私立小学校に入れる意味はあるのか?
「ゆとり教育のおかげで、公立学校の教育が信用できない。」
この気持ちは分からないでもない。
しかし、もともと小学校の学習内容など、かなり程度の低い覚えものや計算ものであり
こんなものを先取り学習しても何の意味もない。
これが理由で私立へ行かせるというならやりすぎだ。というよりリスクがでかいのだ。
もちろん、分からない箇所は分からない個所で、適宜家庭で勉強する
といったことは必要だ。勉強そのものを否定しているわけじゃない。
ただ幼稚園、小学校低学年のうちは、もっと他にやるべきことがあると思うのだ。