07/05/31 14:21:57 8b3RqnW8
親御さんの気持ちもよくわかるんです。子供の状態をそのまま受け止められない
なんとかして、一般の社会(自分が育って歩んできた道ともいうべきでしょうか、
なにが一般、通常、普通なのかそれは主観です)へと言う気持ちが。
障害をもっているからといって、ひとくくりみたいなことをしないで
みんなと同じようになんでもさせたい、きっと自分だったらそうしてほしいと思う、
という気持ちなんだと思います。私の学級の親御さんは子供は自分の分身、
生まれてきて失敗作だなんて少なくとも思っていません。
必死に頑張られているんです。
障害を持った子が家庭にいない私には到底わからない心情なのだと思います。
なんらかの障害をもった子というのは、この世に必ず何パーセントの確立で絶対に
生まれるという統計があるそうです。誰のところに生まれてくるかはわからない。
そう思うと、例えば健常のお子さんを育てているお母さんが、障害をもっているお母さんに対し、
この人が、障害をもった子をもつという役を受けてたって下さっているんだな、
大変だろうなとその心をわかってあげるのが普通だと有名な医学博士が言っていました。
誰かが必ずその立場になるんです。そんなことを知れば障害をもった子を避
忌み嫌うということは全く非常識なことだということでした。