07/12/08 15:02:20 0JaV4h26
76 :没個性化されたレス↓:2005/04/30(土) 11:00:08
IQの遺伝率が70%というのは、通常の社会で観察されるIQの分散の70%が遺伝によるものであり、
30%が環境によるということ。
このことは、IQテストの成績が環境によって大きく変わらないということを「意味しない」し、
環境が異なる2集団のIQ差がほぼ遺伝によるものであるということも「意味しない」。
実際、50年前の日本国民のIQの平均はいまの基準で測ると70程度だが、
このことは、IQ遺伝決定率70%という結論と「完全に両立する」のである。
その辺が世間で誤解されている。
87 :没個性化されたレス↓:2005/05/02(月) 15:34:21
最近の研究では知能の遺伝率は乳幼児では20%くらいだが、
60歳以上だと70%くらいに達するとのことである。
性格も又大人のほうが遺伝で決まっているという。
これは最近の心理学会の最大のビッグニュースだろう。
素質を測るという意味での知能検査の価値は、子供より、大人にあるようだ。
140 :没個性化されたレス↓:2007/10/09(火) 11:24:21
奇妙に思えるかもしれないが,年をとるにつれて,知能に対する遺伝の影響は強くなるようである.知能への遺伝要因の影響は,乳児から幼児においては20%から40%であるが
70代や80代では60%か,あるいはそれ以上の高い値になる.これを知ったときには,私の直感的理解に反すると感じた.長い人生において,教育や知識を蓄積し,また,外的な要因による脳の損傷などがあり
遺伝の影響はだんだん少なくなると思うのがふつうだろう.しかし,事実はそうではない.老年期において,知能に対する遺伝要因が非常に高いことを示した最初の研究は,驚くほどのニュース性をもっており
有名な科学雑誌『サイエンス』の巻頭論文となり,表紙に写真つきで目立つようにとりあげられた.
URLリンク(www.iwanami.co.jp)