07/08/22 20:27:00
★韓国人のポン監督、東京中が引きこもりになっていたという話の映画を製作
実力派俳優・香川照之(41)が韓国映画史上最大のヒットを記録した
「グエムル―漢江の怪物―」のポン・ジュノ監督作に主演することが21日、
分かった。レオス・カラックス、ミシェル・ゴンドリー監督とともにメガホンを執る
東京を舞台にしたオムニバス映画「TOKYO!」の一本だ。
題名は「Shaking Tokyo」で、11年間引きこもりを続ける男(香川)が
ピザ店の配達の女性(蒼井優)に恋をし、勇気を出して外の世界に出ると、
東京中が引きこもりになっていたというストーリー。
ポン監督は「日本最高の演技派俳優。『鬼が来た!』『ゆれる』で、
強烈なインパクトを感じるとともに、感動を覚えました」と起用を決め、
香川を想定して、脚本を当て書きした。
香川も「俳優なら誰もが一緒に仕事をしたい監督。こんな機会はめったにない」と
多忙ながらも、即答だったという。「自分は本来、引きこもり気質。僕自身を出して
いけばいいかと思っている」と意気込んでいる。
蒼井も「日本を代表する青春スター」という監督の指名で決定。海外の監督との
仕事が初めてとなる蒼井は「映画があらゆる垣根を越えられることを、映画祭などで
感じてきましたが、今回はそれを現場で感じられるのでは…と期待しています」と
楽しみにしている。
30分程度の短編ながら、ポン監督は撮影準備のため1か月半前から
来日するなど「殺人の追憶」「グエムル」での完ぺき主義者ぶりを見せている。
映画は22日から都内でクランクイン。ほかの2本と合わせて、来年5月の
カンヌ国際映画祭出品を目指す。
スポーツ報知
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