07/10/29 01:02:20 f4dVyeTP
どうやら誤解が生じているようなので、>>332-333をさらに補足です。
「不用意な発言」という言葉に着目したそもそものきっかけは、
「暴言や蔑視」「安易な励まし」「その他の心無い煽り」等々の問題を、
よりマクロ的な観点から包括的に網羅できる点が優れていると感じたからであり、
元々ある特定の問題について明確にするために着目したのではありません。
抽象的であると感じられたのは、おそらくそのせいでしょう。
「安易な励まし」が問題となるケースは、あくまで「精神疾患」の領域の中でも
「うつ状態」にほぼ限定した場合にのみ該当する「極めて狭義的な常識」であって、
その他の多くの領域においては、逆に当てはまることはまずないでしょう。
例えば、>>332に挙げた中から「治療法」「労働問題」についての具体例を一つ。
「論理療法が要領を得ず長続きしない」→「この方法なら続くと思います。頑張ってください」
「社会復帰したいが面接がうまくいかない」→「次はこうやってみれば。諦めないでください」
このような「励まし」は、果たしていけないことでしょうか?
それが以前にも指摘した「視野狭窄」(>>11-12)に陥っていると感じるところです。
もし「安易な励ましは禁止」という、極めてミクロ的な問題に焦点を当てることを
目的として取り上げているとすれば、それは一つの板全体にわたって汎用的に
適用されるべきLRとしては、もはや不適格であると言わざるを得ない。
(さらには当初私自身の意図したものとも大きく異なります)
ならば誤解を避けるためにも、むしろ一切の後付け部分を排して、
『一言で相手を深く傷つけることもあります。暴言や蔑視は禁止です。』
という、一般的かつ簡潔明解な表現として集約すべきと、あらためて考えます。
それだけこの一文の完成度が高いと評価できるからです。
無用な混乱を招き、大変失礼いたしました。以上です。