07/10/24 22:26:15 /icy33zj
深夜にディスコやクラブで踊ったりしていると、体内時計が狂い、
不眠症の症状が出てしまうことがあると言える。
2007年10月22日 讀賣新聞朝刊 13版S 2面
真夜中の光で… 体内時計バラバラ
真夜中に光を浴ぴると眠れなくなるのは、細胞に組み込まれて
いる体内時計が光の刺激でバラバラになり、機能停止に陥るのが
原因であることを理化学研究所などの研究チームが突き止めた。
この成果は、米科学誌「ネイチャー・セル・バイオロジー」(電
子版)に22日掲載される。
体内時計は、人間などの動物に生まれつき備わっている。体を
作る細胞はいろいろな「時計遺伝子」を備えていて、心拍や体温
などを約24時間周期で調節する。このバランスが崩れると、不
眠症などになることもある。
理研の上田奈巳チームリーダーらは、マウスの皮膚細胞を、①
網膜のように光を感じる②朝の活動モードに切り替える時計遺伝
子が働くと、細胞自身が発光する――ように改造。そのうえで、
改造細胞群に様々なタイミングで光を当てた。
正常なら細胞群は朝方光り、夜は消えるはずだが、真夜中に光
を当てると、朝の発光が少なくなり、体内時計の働きが弱まった。
真夜中に光を3時間続けて当てると、体内時計の機能の一部が停
止し、個々の細胞がバラバラに光るようになった。