07/10/21 23:57:10 sBtAqLlx
URLリンク(www.so-net.ne.jp)
自覚症状は抑うつ感が中心です
境界性人格障害の人は、自覚的には慢性的な抑うつ感で悩んでいることが多く、
自分ではうつ病であると信じていることもよくあります。
うつ病なら抗うつ薬で治ることがほとんどですが、人格障害には薬はあまり効きません。
むしろ薬は自殺の道具として使われがちです。
20代の女性で、うつがなかなかよくならずに色々病院を変え、時には自己破壊的な行動に出るというのが、
典型的なパターンです。
周囲を困らせることも特徴のひとつです
自己破壊的な行動とは、具体的には自殺が多いのですが、リストカット(手首を切る)、
薬をまとめて飲むなど、自殺としては成功率の低い方法が大部分です。
しかもそれを繰り返すので、自殺の演技をしているように見えます。
また、いい自分・悪い自分をうまく使い分け、他人を思うままに操作する傾向もあります。
まるで光をあてる角度によって美しくも醜くもなる、特殊な多面体のようです。
このため、家族も友人も医療者も、大いに困らされることになります。