07/09/26 01:38:04 cjU1caZ/
今日初めてこのスレを見つけました。
ACの自助グループに私はずいぶん長い間、通っています。
街中の自助グループのミーティングは、専門家の先生が設計して作るような
AC治療グループではありません。
AC本人が自身のために集い、自分たちのためにミーティングを開くという有り方で、
運営の仕事をする人も含めて全員が当事者です。
自助グループは、病気の治療、求職、金策、住居、結婚、など、人生の全てを
支援するほどには万能ではありませんが、自助グループとそのプログラムを
自分のACの回復のための足場にするなら、生涯の「ホーム」「帰る場所」として
活用できます。
欲しくても終に得られなかった健康な親、生涯通して支えに感じるような親は居ず、
血反吐を吐くほど恨んだ親にどうやら似ている自分に、既に気づいて
途方にくれているACにとって、
回復の歩みを始めて年月の経ったグループの「古い仲間」との出会いは、
「自分の回復のビジョン(良くなったらこうなりたい将来の自己像)」を
持つために有意義ではないかと思います。
もちろんグループにはまだまだ回復に取っ掛かり初めのビギナーの、どうやら
ろくでなし丸出しのメンバーも参加して来ますし、まだまだ問題に真剣には向き合え
ないメンバーも来ます。自分がどんな人なのか判るためにお互いが助けに成ります。
対人恐怖が有っても、自助グループには「アノニミティ」というルールがあり、
ミーティング参加者を守ってくれます。
定期的に参加することで、孤独の克服、認知療法、カウンセリング、・・的な効果は
普通に期待できますが、なにより私にとっては「世界観の転換」は良かったです。