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2007年7月23日讀賣新聞朝刊12版25面
子どもの心 *小学校で ③
つらい気持ちに共感
学校での行動の背景に、家庭での出来事がかかわっていること
は多々ある。
1年生の担任だった時のこと。B子が訴えてきた。
「先生、私は悪いことしていないのに、A男君が『死ね』って
言ったよ。先生が絶対言つちゃいけない言葉だって言ってたよね」
確かに、軽い気持ちで「死ね」「うざい」などという言葉を使
う子がいるため、注意しだばかりだ。A男の普段の言葉遣いも気
になっていた。早速、A男に声をかけな。
「B子に『死ね』って言っちゃったの? だめだよね。とって
も嫌な気持ちになる言葉だよ」
そっぽを向いている。さらに私は続けた。
「A男もおんなじこと言われたら、どんな気持ちになる?嫌な
気持ちでしょ?」