07/06/19 21:38:14 Un7MoFM6
9行目に「彼女」が再び登場するが、「彼女」が何者なのかは、まだ明かされない。
通常の心理の流れとして、10行目も「彼女」について書かれると思ったら、
唐突に「彼女」の存在は消え、また「君」が登場する。
結局「彼女」って、作者にとってどういう存在だったのか?
「僕は君と精神的に同化する術を知らない」そうだが、
作者は他者への強い同化願望を持っているらしい。
しかし、しっかりとした自我が確立している人間なら、他人と同化する術など必要ない。
通常の心理の流れとして、11行目も「君」について書かれると思ったら、
またもや唐突に「君」の存在は消える。
残りは「僕」について書かれるのみ。
「僕」は「君」と同化したかったんじゃなかったの?
結局「君」って、作者にとってどういう存在だったの?
作者の関心は誰に向いているの? 僕? 君? 彼女? 君であり彼女である僕?
結論として、作者に何らかの自他の混乱があるのは間違いない。
健常者はこんな詩は書かないし、絶対に書けない。
精神医学の専門家がいたら、この詩の作者の精神状態をどう分析するか聞いて見たい。
境界性人格障害と見るか、解離性同一性障害と見るか、統合失調と見るか、
分裂病型人格障害と見るか、ただオツムが弱いだけと見るか。