07/04/21 14:06:35 l4QEhqrB
赦すということ
相手は赦さなくていい。犯罪なのだから、赦す必要全くなし。
そして、赦せない、忘れられない自分を思いっきり赦す。
犯罪に憤るのは、正しい感情。
していた格好も、歩いた時間も、道も
全部自分には全く否がなかったと納得すること。
恨みの強い人間は、実は自責が強いということが判明している。
恨みとは、怒りが腐敗した感情である。
まずは、素直に怒り恨みをフレッシュな怒りまで意識にあげる。
これは、つらい作業になるだろうが、専門家の手を借りればできる。
そして、好きなだけ怒り嘆き悲しむ。
言葉がかわってくる。「あのとき、あの人たちに~~されて
(この段階では、事件当時のまま感情がとまっている)」が
「あのとき、私はあの人たちに~~された」に変わってくる。
自分の格好も、歩いた道も、歩いた時間も、実はその事件とは
関係ないことに気づいてくる。犯人は、正直相手が誰でもチャンスを狙っていた。
犯人の心と行動の問題であり、被害者に全くの落ち度なし。
感情は出る時期を待っている。怒り嘆き悲しむことを繰り返していくうちに
起きたできごとが過去であること、犯人の問題であったと自覚できるようになる。
過去にできると、未来を見て歩くことができるようになる。