07/01/18 20:49:48 ZH0ld/bl
>>64
精神分析の発達理論では乳幼児期から青年期までを
口唇期→肛門期→男根期→潜伏期→性器期 と分けます。
これはその時期に生体が性的な満足をどの部位で充足するのかで分けています。
例えば肛門期であれば、生体は大便を出すことや留めることで性的な満足を充足します。
次に固着ですが、各発達段階でそのときに充足に過不足があった場合、後年に何らかの理由でフラストレーションがあった場合にその固着点まで心理的な退行が起こるのです。
その時の固着点と満足方法で症状形成が決定されます。
精神分析では強迫性障害のみならず心因に起因する精神疾患は、その症状形成において何らかのフラストレーションになった場合、固着点まで退行し、かつてその時期に満足を得ていた方法で代理的に充足するのです。
多分私の説明では理解しずらいと思いますので、精神分析の理論や実際の治療の様子がわかる入門書をあげておきます。
もしよろしかったら参考にして下さい。
○ 「精神分析で何がわかるか」 福島章 (講談社ブルー・バックス)
桜ヶ丘さん、現在あなたが薬物療法と認知療法に励まれておいでならば、他の療法をあまり気にせずにいま受けている療法に専念される方があなたの治療には良いものと思います。