認知療法・認知行動療法・論理療法6~情報交換~at UTU
認知療法・認知行動療法・論理療法6~情報交換~ - 暇つぶし2ch889:優しい名無しさん
07/04/04 21:44:01 iQrt08P1
>>882
認知療法は現在、身体医学的に説明できない症状(medically unexplained symptoms; MUS)をもつ患者に対する非薬物的治療の主流をなしています(欧米では)。

Hiller WとRief Wは,転換性障害を含む身体表現性障害について、
下記URLの図のような認知一行動モデルを提唱し,
認知一行動的な悪循環を切るための介入方法を提示しています。
URLリンク(www.tvk.ne.jp)
たとえば、
・症状日記を用いて気分やストレスと身体症状との関連を日常生活レベルで患者に実感させる
・病気に対する患者の誤った確信や結論付けを取り上げて,その妥当性について患者と共に再検討する
・サイクルの維持要因である疾病行動や回避行動を減少させるなどである、など。

Smith RCらは,次の項目を患者に理解させることが重要であるとしています。
�@ 不吉な兆候は発見されていないこと
�A手術やさらなる検査・診察は必要ではないこと,
しかし,�B問題は身体に実際存在していること(こう伝えることで患者の訴えへの尊重を示すことができる)
�C身体的診断とそのメカニズム(緊張型頭痛は慢性的な筋肉の緊張で起きる)
�Dストレス,抑うつ,不安が病気の鍵となる部分であること,それらに対する薬物の効果
�E「頭がおかしい(psych case)」わけではないこと
�F鎮痛薬や安定薬は問題を一層悪化させること
�G治癒は望めそうになくても,改善は可能であること。



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