07/06/04 17:33:13
>>96
親族一同大慌てで、急いで曽祖父を着席させて
新郎新婦は祭りの後みたいなゲートをくぐって入場したよ
で、白けたムードの中で2度目のお色直しのため新郎新婦が席を立った
そのとき、ホテルの人が大慌てで親族席へ走っていったんだ
にわかに会場がざわめいて、新婦のご両親が真っ青な顔をしてたんだよね
で、ホテルの人が気を利かせてアナウンスしたんだ
「えー、たった今連絡が入りまして、新婦○○様の曽祖父にあたる○○様が
ご自宅玄関にて腰を下ろしたままお亡くなりになられていたそうです。ご親族
の皆様にはホテルからバスをご用意させていただきますので、どうぞ遠慮なく
ご利用してください。曽祖父様も遠い空からこの良き日をごらんになられていたかと
思います。」
ホテルの人はなぜか最後は声を詰まらせていた。
だがしかし会場の人々にはある疑問が・・・
曽祖父の内ポケットの中には、披露宴の席においてあった名札が入っていたそうだ