07/05/15 17:33:03 npH2Vdfp
本の処分に困ってる人が多いと思うので、古本についての本に出てた話を
抜書きします。買い叩いて高く売るくせにって反感持つ人もいそうだけど。
「本の処分法は、整理したいと思うなら金にすることはあきらめなさい、
ということですね。あなたがいらないと思った本は本屋もいらない。
お金にしたいのなら、ちゃんとお金になる本を出すことです」
「よく勘違いされるけど、本の元の値段は関係ないんです。本の定価は
出版社の裁量でつけるものでね。古本としてみる価値とはまったく別。
(中略)古本には古本としての、年を経ればまったく別の価値の大系が
生まれるということを知ったほうがいい」
岡崎武志の『古本極楽ガイド』より。
引用したのは著者でなく取材した古本屋の発言。
古本屋の買い取り価格に不満がある人は、Amazonのマーケットプレイス
とかヤフオクで売れば、品物によるけど古本屋に売るよりは高くなります。
でも発送の手間などが結構面倒なので苦にならない人向け。
買い取る古本屋にしてみれば、買い取ったものが全部売れるわけじゃないし
業者の市に出せば1冊いくらじゃなくて、ひと山(束)いくらの値段なので
古本屋の買取価格は妥当なものだと思います。それでも不満な人は古本屋
が書いた本(色々出ている)を図書館とかで読んでみるといいよ。
私の書籍処分方法は4種類。
新刊・高額な文庫(に類するもの)→Amazonマーケットプレイス
マーケットプレイスで売れなさそうな綺麗な本→ブックオフ
古本屋で買い取ってくれそうな趣味のもの→古本屋
ただ読むためだけに買ったぼろい古本→図書館のリサイクルコーナー