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米UPI通信は、創設100周年を迎える記念シンポジウムをワシントン市内で開催した。
郭錠煥会長兼最高経営責任者(CEO)は開会のあいさつで、「UPIは次の100年、
新技術にいかに適応していくかにとどまらず、核心的ビジョンと根源的に結び付きながら、
ジャーナリズムに貢献していきたい」と、今後の抱負を語った。UPIの親会社である
ニューズワールド・コミュニケーションズの文顯進会長は、インターネットの普及により、
「メディア界に劇的な変化が起きている」と指摘し、「パソコンを持っている人なら
誰でも情報提供者になれる時代だ。だからこそ、ジャーナリズムの高潔さや信頼性を確立
することが求められている」と語った。
シンポジウムでは、米ABCテレビやUSAトゥデー紙を発行するガネット社など大手
メディアの幹部やジャーナリズムの専門家、インターネット企業の幹部らがパネリストとして
参加し、討論は既存メディアとネットの融合の可能性などに焦点が集まった。
シンポジウムではまた、米公民権運動の指導者、故キング牧師の息子、マーチン・ルーサー・
キング三世とマイケル・マーシャルUPI編集局長による対談も行われた。