07/06/25 23:51:33 /oS6au4k
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原理講論 後編 第三章 第四節(一)ローマ帝国迫害時代四〇〇年
ユダヤ民族が、イエスを生きた供え物としてささげる献祭において、
失敗したために成し遂げられなかった「信仰基台」を蕩減復帰するために、
キリスト教信徒たちにも、エジプト苦役時代のような時代がくるようになったのである。
この時代がすなわち、ローマ帝国迫害時代の四〇〇年であったのである。
ローマ帝国の過酷な迫害が終わって、
コンスタンチヌス大帝がキリスト教を公認したのが西暦三一三年であり、
テオドシウス一世がキリスト教を国教として定めたのが西暦三九二年であった。
それゆえに、この時代は形象的同時性の時代のうち、
イスラエル民族のエジプト苦役時代の四〇〇年を、
実体的な同時性として蕩減復帰する時代に相当するのである。