07/07/05 04:33:17 ejRzhgOV
>>1
>世界史の授業でルターはカトリックの拝金主義にノーと言って聖書に立ち帰れ
と呼びかけたと教わったのですが「カトリックよりお金かかるよ」って友達に言われ
ました。本当ですか?
事実は次のとおりです。
1517年10月司祭でもあり大学教授であったルターは、同大学の付属教会の扉に、
特に免償をめぐるローマ法王庁の施策を非難する95ヶ条文を張り出しました。
(当時は公開討論する場合はこの方法は普通であった)
ルター自身はただ神学的な疑問と法王庁の施策への抗議を提起しただけだったようですが、
次の年の5月に「この提題がこんなに急速に拡がるとは夢にも思っていなかった」と法王に手紙を送付しています。
しかし、その当時信仰の中心としてよりは、いわば対立する政治勢力としてのローマに対して、
ドイツ人たちがいだいていた不満が火に油を注ぎ、ルター自身も、いよいよもうあとに退けなくなり、
1520年12月10日に、ルターはかれにあてた法王の教書を公衆の面前で焼き捨てて、
カトリック教会との決別を明らかにしました。
このように、カトリック教会内部での改革運動ではなく、ルターはカトリック教会から飛び出したのです。
しかしながらカトリック教会のように使徒継承された教会としてではないため、時代が過ぎていくうちに、
聖書もカトリックの伝統的解釈とはかけはなれていき、聖書の解釈は自分達の教会の考え方に合わせて変化し、
時には合わなければ削除するなどし、プロテスタントはおおくの派に分かれていきました。
しかし、プロテスタント諸派の分離について、カトリック教会自身にも責任があることは確かです。
カトリックは、維持費は給料の手取り2~5%と決められている。だからほとんどが5000円以下だろうね!
献金は(礼拝)の時に100~200円の小銭が多い。
よってプロテスタントより安いということになる。