レムリア・ルネッサンス part1at PSY
レムリア・ルネッサンス part1 - 暇つぶし2ch240: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 00:59:31 4o8MQtyM
      日向(卑弥呼)   現代日本における家庭の在り方   2005年8月2日


アマーリエ : 何かお嬢さんのこととか質問したいことある?
         せっかく娘を持つ母、じゃない、父としていらっしゃるんだし。
         子供いなきゃ聞きようがないんだよね、こういうのは。親だし。

平原 : 娘とどういう風に対峙すればいいのか、よく分からないですね。
      正直申し上げて。やっぱり、過去世で経験がない気がする。

日向 : 日向(ひむか)です。今日再び、またこの様に、私の思いを伝える場を
      お与えいただきましたことを、心より感謝致します。

      現代の女性達への女性としての生き方、又は母として、妻として、親として、
      どの様に生きていくか。
      この様な基準と申しますか、生きる価値観というものが、現代の日本の中において
      混乱しているかの様に思われます。

      そのことについて一言お伝えしていく、それを「女性の法」として編纂して戴くというのが
      私の長年の悲願でもございました。      


241: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:00:55 4o8MQtyM
日向 : 現代の日本女性について、様々な霊人から女性としての生き方、
      その様な形で、妻としてどの様に生きるかということを、この間、
      木花咲耶媛(このはなさくやひめ)とか、小桜姫(こさくらひめ)とか
      いわれる方々からお話がいっていると思います。

      それを踏まえまして、今日は、その先の部分において、現代日本における   
      家庭の在り方。そして、家庭の中における子供という宝を、神の子の宝を
      預かる場として、どの様に親として子供達に対して接していったらよいかという、

      そのことについて私なりの思いを、ひとつお話させていただこうかと思って、
      今日参りました。

      家庭と申しますのは、愛し合う男女が一体になり、神の思いを、神によって我々
      人間が与えられました創造性、創造性と愛というものにより、家庭を通して
      新たな神の子というものを授かっていく、そのような場だと思います。

      私達の中に、まず家庭の基本というもの。この間、木花咲耶媛がおっしゃって
      おられた様に、まず家庭におきまして、「女性」というものがキーワードになって
      いくということ。

      現代の様々な非行、引きこもり、様々な暴力的な事件などを見ますと、
      その根本にあるものは母性の喪失、母性に対する子供達の反乱というものが
      あるということを、前回私は、かつて送った霊言集の中にお伝えしている筈なのです。


242: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:02:19 4o8MQtyM
日向 : それについて、その時は、さわりしか申し上げられませんでしたので、
      それについての私の理論展開というものを、今回お伝えしていきたいと
      思うのです。

      母性というものは、女性の中に神が与えられました最高の贈り物であります。
      男性が社会に対して、文明に対して、進歩発展の活動的な「陽」のエネルギーを
      与えられております様に、

      女性に対しては、「陰」と申しますか、受容的な、そして、霊界との通路というものを、
      子宮というものを通して与えられ、その創造性を、男性は社会に対する創造性、     
      女性は子宮を通して霊的な、内的な神の子を宿すという創造性というものを、
      その体内に預かっているのです。

      精神的な意味におきましても、やはり神の子を創造していくという意味におきまして、
      霊的な意味においても、この様な巫女というような霊的なものを受け入れる、
      そういう通路というのが女性霊の中には、霊的な意味においてもあるのです。

      肉体の中にも子宮というものを通して、やはり新たな生命を創造するという
      通路が出来ているということが事実なのです。

      そのことを考えました時、男性方は女性を、そして、社会の中において家族を守るという、
      愛すべき者を守っていく為に、社会に出て活動するということを、やはりその使命の
      メインテーマとして与えられているのです。


243: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:04:55 4o8MQtyM
日向 : 女性は、まあ一概に全てということは申しません。
      「職業婦人」と呼ばれている方達、その豊かな才能をお持ちになる方は、
      それによって使命を開花されることもまた意味があるのですが、

      大半の女性におかれましては、愛を学ぶ、女性が愛を学ぶというのは、
      やはり結婚をし、愛する人の子供を産み、その中において神の子を
      育てていくという、その様な過程において、自らの愛というものを学び、

      そして霊的な進歩成長というものを学んでいくという、その様な過程というものを、
      その様な修行場としての場所というものを、この地上に与えられているというのが、
      大方の真実であります。

      そして、その中におきまして、生まれる子供達、その子供達に対する母親達として、
      女性達の接し方が、ある意味で非常に問題があるから、今日この様な事件というものが、   
      子供達の成長においての様々な歪みというものが起きていると申し上げられるかもしれません。
      
      その様に申し上げますと、子供の成長というもの、育児というものが、全て女性だけに
      かぶせられるという、責任を取らされるということは、ひどく迷惑であるということを
      今の女性達に言われるかもしれませんが、やはり男性というもの、父親というものが
      いるということも大事です。

      それはよく分かっておりますけれども、まず幼い時より、小さい時より、もしお父さんお母さんが
      離婚してしまったのなら、どちらがより小さな子供達にとって必要かということを申しますと、
      より小さな子供達にとっては、幼い子供達にとっては、お母さんというものが、母親というものが、


244: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:06:49 4o8MQtyM
日向 : どれだけかけがえのない存在か、育っていく上において、
      母親の愛というのがどれだけ、子供達が、幼い子供達が必要としているか、
      それは誰の目から見ても分かる筈なのです。

      それを考えますと、いかに女性というものの天職の中に、子供を産み、
      育み育てるということが、いかなる、ほかにいかなる価値ある職業があろうと、
      これに優る神命、職業は女性にはないのであると私には言えると思うのです。

      新たな地球の未来を、人類の未来を創っていく神の子達、その未来の神の子供達を、
      どの様にして素晴らしい子供達として育み、育てていくか、羽ばたかせていくか。

      そのことが、ある意味でお母様の、その女性として母性をいかに表現していくか、
      その愛で包んでいくかということにかかっているのだということ。
      そのことをもっと深く認識して戴きたいと思うのです。

      子供達に対して、幾つかの今の母親達の間違いについて、関わり方の特徴について、
      今日は申し上げたいと思うのです。


      女性はいま、大きく大別いたしますと、職業婦人とか外で仕事をしたい、
      せっかく優秀な大学を出たのだがら、せっかく立派な職業に就いているのだから、
      結婚などしたくない、子供に縛られたくないと言って、幾つになっても結婚をせず、
      子供も欲しがらず、というタイプの女性と、

      やはり結婚はしたいということで結婚をして、子供達を育てることを受け入れた女性達の、
      大きく2つのパターンに分けられると思います。


245: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:09:41 4o8MQtyM
日向 : 今までは、その独身のハイミスの人達の話題が随分と多かったのですが、
      今日は、結婚した女性達の、その子供達に対する接し方、
      それについて考えてみようと思って、今日お話致します。

      まず、そこのところで子供を産むということを受け入れて、家庭の中に入って、
      子供を授かったということです。当初、やはり幼い命を産むということに    
      ドキドキしながら喜びを持つものなのです。

      そして、その子供達を育てていく過程の中で、何を今のお母さん達は間違っていくか
      という中で今、世の中が科学的なもの、物質的なものに非常に目をとられ、
      女性達も非常に、物質的な豊かさの中で己を見失っていくという意味においては、
      結婚する、していないを問わずに、やはり女性の心を大きく占めるのです。

      高いバッグを買ったり、高いお洋服を買ったり、非常にある意味で目に見えるもので、
      女性もまた虚飾を張ろうとするのが事実なのです。

      その過程の中で、またバッグやハンドバッグや、靴や洋服ならまだ良いのですけれども、
      何を考えたのか、生まれた子供を通して自らの自己実現、エゴの実現というものをしようという、
      その様な女性達が多くなっているということなのです。

      子供は子供として、神より与えられた大事な大事な、大切な宝です。
      一時お預かりし、「子供は子宝」と言いますけれども、子供は授かったのならば、
      それを育て上げて羽ばたかせ、一時お預かりしたお預かりものであるという気持ちで、
      魂を受け入れねばなりません。


246: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:13:54 4o8MQtyM
日向 : そして、あるがままに受け入れ、あるがままの個性を、魂を受け入れ、
      愛の中で、無償な無私の中において育み育てるという、それが女性の
      使命でもあるのです。

      でもいつのまにか、それを自分のステータス、自分の地位の証であるかの様に、
      子供達に不必要な、その魂が望んでいないにも関わらず、皆自分の自己実現の
      為に有名幼稚園や小学校や学校に入れたり、

      そして、お人形さんの様に飾り飾って、自分のアクセサリーの様に、
      自分の持ち物の様にして外を歩いて連れていく。

      その中で自分の、ある意味でミセスとしてのステータスを、その為の道具、
      小さい子供達のステージママと呼ばれる方達もそうです。

      みんな子供達が本当に望んでのことでしょうか。
      本当にその子供の使命に、その子供の魂に沿うたこととして与えている環境でしょうか。
     
      大方見ているとそれは、自分が出来なかった、成し得なかった夢の自己実現の道具に
      子供を使っていることに過ぎぬことが、ままある様に思われるのです。

      そして、小さい内はお母さんがすべてです。
      小さいお子様達は、お母さんの言いなりになるのです。


247: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:17:38 4o8MQtyM
日向 : そして、お父さん達がどれだけ止めても、結果的に見栄を張った
      お母さん達は、一生懸命着飾らせて、子供達を自分の道具として、
      自分の夢の証として、子供を飾り立てるのです。

      そこに子供達本来の叫び、本来の子供としての欲求、
      そのようなもの、全て無視されていくのです。

      でもその内に、子供達は自我が発達してきます。
      己自身の誰にも嘘をつけない「自我」というものが、思春期を通して成長、
      発展してくるのです。

      それが、その時期になってきた時に何が出てくるのかというと言いますと、
      自分が幾ら嫌だと言っても、叫んでも、過干渉、過保護というものが
      今日の母親達の欠点でもあります。

      先程言った自己実現の為の道具の為の、アクセサリーとして、自分の夢の
      押し売りという形での、子供達の人生を潰してくるということ。

      その時に思春期に入ってから、特に女の子よりも男の子に対して過干渉であって
      支配的であった母親達は、思春期の男の子達に、暴力、家庭内暴力とか、
      後は引き籠もりとか、その様なもので復讐を受けていくのです。

      それが今日あまりにも、引き籠もり、ニートという、その様な引き籠もりの、
      労働意欲、学習意欲のない子供達を生んでいる現状であるのです。


248: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:19:58 4o8MQtyM
日向 : 引き籠もりの子供達の8割は男の子であると言われます。
      2割は女性、女の子なのです。

      その事実を考えて、どの様な意味があるかというと、基本的には昔から、
      エディプス・コンプレックスとか、色んなことがございますけれども、
      女の子は基本的に、男の子に非常に入れ揚げるものなのです。

      そして、女の子と母親というのは同性同士です。
      ですから、非常にある意味で敵対関係にあるので、同性同士は非常に意見が
      厳しいのです。

      ですから、それ程甘やかすことはないのです。
      逆に、娘を甘やかしきってしまって駄目にするのは、父親であるかもしれません。
      その時に、でも父親というのは常に家庭にべったりではないので、
      それ程娘に対しては大丈夫なのです。

      でも何が―。今度は、男の子、今自立し得ない、結婚することも、好きな女性に
      愛を告白することも、果ては学業も途中で放り出して引き籠もって、
      自宅でパソコンとかゲームばかりにうつつを抜かして、全くの労働意欲を持たぬ  
      子供達が、それが大方の男性なのです。

      男の子に多いのです。

      それが何で駄目なのかと言いますと、確かに父親達が本気でぶつからずに、
      仕事〃で明け暮れていたということはあるのです。


249: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:22:12 4o8MQtyM
日向 : でも昔においても、例えば、かつての戦国時代の武将などでも、
      長いこと戦いに行って帰って来ないことはございます。
      非常に忙しかった時に、その時に毅然として母親達が家を守っていたのです。

      だから現代、全てを父親のせいにするのは、私は間違いだと思っております。
      その時に今暇な家事から解放された、少子化の、非常に子供の少ない母親達は
      どうするかというと―。

      父親に対して敬意を払い、父親に仕えるということ、大切にするということ、 
      それこそが一番大事であるということ。

      この間、木花咲耶媛がおっしゃっておられましたけれども、そのような謙虚さ、
      夫に仕えるという妻としての謙虚さを失った現代女性は、非常に夫というものを
      見くびって、子供の前でも平気でくさしていくのです。

      そうなった時に、子供達の中に父親に対する尊敬心など育つわけがないのです。
      それを母親達自らやりながら、そして、その自分が叶えられなかった夢を、
      夫が出世しなかった、そして金銭的にも満たされない、

      それは本当に足りないわけではなく、次から次へと要求してくる現代の
      物質的な豊かさを追いかけるが故のことがあるのです。

      他の女性と見較べながら、自分が非常に惨めになっていったりして、
      その夢が挫折したという、結婚生活に描いていた甘い夢が挫けた時、
      それがどうするかと言うと、子供に向くのです。

      それも、特に男の子に向くのです。


250: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:25:41 4o8MQtyM
日向 : 本来は夫に期待し、夫を立派に育て上げる為に、妻達がエネルギーを
      かけなければならないものまで、夫を放っといて、夫に仕えることもなく、
      夫の身体や、いや、それこそ食べ物やお弁当一つ作ることもなく、

      それを放っておきながら、全て息子の溺愛の為に、息子の為にいい学校に
      入れる為だけに、過干渉なまでにしがみついていくのです。

      そして、その果てにどうするかというと、息子を駄目にしていくのです。
      男としての自立心というものを全て奪っていくのです。
      そこまで女性が支配的になるのです。

      暇なのです。
      はっきり言って、暇なのです。

      電化製品が氾濫し、今少子化の中で、昔みたいに何人も子供がいた時代には、
      そんなことは出来なかったのです。

      たくさんの子供を育てなければなりません。
      洗濯機一つないところで一日中掃除をしたり、洗濯をしているのです。
      その時に過干渉にはなれないのです。

      でも今は、あまりにも豊かさの、現代文明の中で暇になった女性達は、
      過干渉の中で息子にしがみつき、夫によって叶えられると思っていた夢を、
      息子にしがみつくことによって、娘にかけることによって、息子達自体の人生を駄目にし、


251: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:28:52 4o8MQtyM
日向 : 男としての戦う、自立していく、社会に対して攻撃的なまでに
      向かっていく、その様な「陽」のエネルギーを削いでしまうのです。
      それが現代の母親達の姿でもあるのです。

      その中で先程申しました様に、思春期を迎えると、いきなり暴力が出てくるのです。
      それはその子供の叫びです。魂の叫びなのです。

      不当に自分の魂を、個性を蹂躙され、自分の本来やりたいこと、
      世間のよその坊ちゃんやお嬢ちゃん達と比べられて、自分の単なるプライドの
      為だけに、必要以上な名門校と呼ばれるところにやろうとして、
      勉強〃で押しつぶし、その子の本当の魂の叫びを聞いてあげない。

      あなたは一体「何」をやりたいのかという、それを聞いてあげない
      母親に対する怒りなのです。それが社会全体に蔓延しているのです。
      
      子供達全体、それは女の子の貞操問題も含めまして、ある意味で、
      母性に対する子供達の反乱であると、前回申し上げたのはそこなのです。
      それがやはりあるのです。

      母親というものが命がけで守ってこそ、家庭というものは意味を為します。
      まして子育てにおいて、ある意味で、子供を育てるということは、
      母親であるというだけでなく、教育者の部分としても、非常に―、


252: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:32:45 4o8MQtyM
日向 : あと創造的な部分を伸ばしていくというクリエイターという部分の、
      創造者としての役目もある筈なのです。
      非常に、母親が子供を育てていく。

      そして、夫を引き立て、夫の仕事を開花させ、夫の使命も社会に
      貢献出来る様に導いていく。裏で支えていく。
      そのことがどれだけ妻として母として、家庭の中において女性に大きな
      役割があるかということ。

      それ自体が、社会を変えていく御主人方のエネルギーそのものを左右し、
      そして、地球の将来の人類の命運すらかけていく。

      そんなに大切なところに、女性達が今、家庭婦人として言われている方達が
      在るかということを、どれだけの人達が認識して、今子育てということを
      おやりになっているのかということを聞きたいのです。

      そういう認識が無い筈なのです。

      この間から言われております様に、女性達というものは、女性の内助の功が
      あってこそ、男性の仕事というのがどれだけ開花するかということが  
      問われるのです。

      女性が自己実現をいったのならば、男性としての夫の仕事意欲、
      仕事が開花する才能もそのまま潰してしまうのです。


253: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:36:31 4o8MQtyM
日向 : 男性は女性の、愛する妻の温かい励まし、そして、時には温かく包むユーモア、
      その様なものを通して、男性は百人力の様な勇気を得て、愛する者を
      守る為に自分自身の個性を開花させ、天命を全うして社会に立ち向かって
      いくものなのです。

      多くの敵がいても、その者の為になら頑張れるのが男性であるのです。   

      その時に、「あなた、お疲れさまです。ご苦労様です」と。
      子供達に対しても、「お父様が頑張ってくださったから、私達はこの様に
      ご飯も食べていけて、私達は幸せですね。お父様に伺いましょうね」と。

      その様な思いで子供達に接する母親達が、今どの位いることでしょうか。
      
      その様なことをしないから、「父権喪失」という言葉が出る。
      でも、それは確かに戦後の日本を立て直してくる男性達が家庭を疎かにして、
      仕事仕事で走っていった、そういう世代の弊害というのは確かにあるのです。    

      でも、それだけではなくて、一生懸命戦ってくれるのは私達の為なのだと。
      有り難いという思いで、子供達に対して接していた母親のいる家庭においては、      
      たとえ父親が出張でなかなか帰ってこなくても、子供達の中には、

      お母さんがそう言うのだからお父さんは立派なのだと、お父さんに感謝しようという
      思いの中で、子供達はしっかりと育っていくのです。


254: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:38:04 4o8MQtyM
日向 : その中において、秩序というものは、家庭の中に自ずと備わり、
      父親というものは、いなくても、やはりたまにお父さんが帰って来た時に、
      ちゃんとそこに存在するのです。

      父権というものは、父親が父親であるということを支えるのは
      母親達の、妻達の役割であるということなのです。

      自分自体が夫にちゃんと心から尽くし、心からの感謝を持っていない者に、  
      何故子供達に対して、その様なお父さんを父親として尊敬しなさいという
      言葉が通じることでしょうか。

      まず女性達が、妻達が、夫に対して夫を立てて、やはり夫につき従っていこうという、
      その謙虚さをもって尊敬していたのだったら、子供達は自ずと小さい頃から
      そういう風に育ち、父親というものに対して、やはり敬意というものが、
      尊敬というものをしっかり、男の立派な像として刻んで育つのです。

      それさえあれば、後は本人達の個性が開花していくのを、温かい愛で母親達が 
      包んでいけば良いのです。それ以上、親が過干渉になることはないのです。
      今の若いお母さん達、現代の母親達は、夫を自らが不在にしてしまっているのです。

      そして、自らが物質的な価値観、この世的な、よそのお子さん達と比べる価値観の
      中で、自分がどんな子供を欲しいか。ただ、まるでハンドバックや靴や、
      高い高級ブランドの化粧品を買う様に、子供のブランドを決める様に、
      子供の学校とか習い事を決めていくのです。

      そして、子供の人生までも左右しようとするのです。


255: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:41:42 4o8MQtyM
日向 : 本当にその子を愛するということ。
      この間、アモール様も仰っておられました。

      「愛というのは、トータルにすべてを条件なく受け入れることである」と。
      「ありのままに愛するということを、『愛』というのである」と。
      そして、「育み、育てることである」と。
      やはり、おっしゃられました。

      それを家庭の中において、やはり愛というものを応用していくのであるのならば、
      子供が子供であるということは、あなた方母親であり、父親であるところに
      授かった命ではあるけれども、魂自体の過去の変遷については、
      あなた方とは別の魂であるということ。

      あなた方の預かり知らぬ過去の転生があり、それなりの魂の尊厳があり、
      その魂の自由意志というものを、神より保証されて生まれて来ている
      尊い神の子の命であるということ。

      その立場を親はどうしても忘れてしまうのです。  
      
      特に母親は十月十日、胎内に宿し、自分の分身であるかの様に、
      肉体としては自分の分身でもあるのですけれども、どうしても魂においても、
      命においても、自分のものであると錯覚しがちであるのが、女性であるのです。


256: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:44:32 4o8MQtyM
日向 : それ故に、女性の生き方の中に、子供に対する非常に支配的な、
      過干渉なものが出てくるのです。そして、自分の自己実現の道具で
      あるかの様に、ネックレスやハンドバッグの一つであるかの様に
      子供に接します。

      その時に、今の子供達は甘やかされ、自分でどの様に抵抗していいのか
      分からない。昔の子供であるのならば、まだその様に、それこそ竹刀とか
      剣道とか、そういうのをやっていた時には、自らの青春を鍛える機会が
      ございました。

      今は何でしょう。   
      ゲームとかパソコンとか、そしてはたまた受験勉強とか、その様な魂自体を
      男らしさを肉体と共に磨くという、その様な場にあまり男の子がいないのです。

      そうなった時に、男の子は男の子としてのエネルギーが思春期に爆発して
      きた時に、自分でも分からぬ、訳も分からぬ怒りとして発散してくるのです。

      それが家庭内暴力というものの実態であります。
      家の外に行ってではないでしょう。
      彼らがバットで壊しまくるのは、家の中でしょう?

      家族を、親を、特にバットで殴ったりとか、家の中をむやみやたらに壊してまわる。
      それは彼ら自体も分からない、突き上げてくる怒りなのです。


257: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:47:18 4o8MQtyM
日向 : それは「何」かというと、自分自身をありのままに受け入れて、
      ありのままに愛してもらえない者達の怒りが噴出しているのです。

      あなた方は、本当に愛というものを学んでいるのかと、私は問いかけたい。
      愛は条件付きではないということを、アモール様もおっしゃられました。 

      女性は、親はどうしても、特に女性は、これだけ愛して育てたのだから、
      私の老後の面倒を見てくれとか、私がこれだけ育てたのだから、
      嫁が私の言うことを聞いて当たり前だとか、過去の色々な嫁姑問題、

      子供達の軋轢は、大体が鬼の姑と言われる女性達によって引き起こされる
      ことが多いのです。

      それは、女性達が自分の持ち物であると思い続けた子供達に対しての独占欲、
      執着心、所有欲、というものがいつまで経っても切り離せず、
      自分のものであるというのを思い続けたところによる人類の不幸でもあるのです。
      
      子供は、それぞれの魂としての気高さをもって神より創造されました。
      その一時(いっとき)、あなた方の家庭を通路として与えられ、
      その子供を授かるということを通して夫婦もまた愛を学び、
      養育者として自らも霊的な成長の場を与えられていくのです。


258: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:51:22 4o8MQtyM
日向 : そして、一時預けられ、そして成人していったのなら、その子の
      個性を開花する様にと、それまで教育を一生懸命して、
      一生懸命その子なりの個性が開花する様に、その為には努力しなくては
      なりません。教育も与えていけばいいのです。

      そうしたのなら、一切の執着を持つことなく、見返りを求めることなく、  
      その者達が羽ばたいていく時、そう、つばめの子供達が羽ばたいていく
      時のように、親は子供達を手放してやらなくてはいけません。
      飛びだたせてあげなくてはいけません。
      
      その子供が新たな配偶者と共に家庭を持った時に、そこに差し出がましい
      ことを言ったり、自らの支配下に置く様なことを一切言ってはなりません。

      それが、その子供達に対する神が与えられた自由意志であり、
      神性の開花を望むのであるなら、親達も、共にその様に霊的な成長というもの、
      肉体的な成長というものを共に祝う、喜ぶような、その様な親達でなくてはいけません。  
      
      見返りを求めたり、執着の賜物、産物として子供に接してはいけないのです。

      その様に思うから子供達に内的な怒りが、彼らはあまりに幼すぎて、
      肉体的に大きくなってきたけれども、どの様にしてこの呪縛から
      離れていいか分からない。

      その為に、もうむやみやたらに反抗し、物を壊して回るのです。


259: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:55:39 4o8MQtyM
日向 : そして、無気力さがその終着点として出てきて、学校に行く力も無くなり、
      社会に出て労働する意欲もない廃人にしてしまうのです。

      それは何かというと、親の接し方にあったということです。
      幼い頃からの、子供達に対する接し方にあるのです。

      まあ、いつもこの方(アマーリエ)が、人様の前で「子育て論」ということで
      よくお話をして、なかなか好評を得ているようでございますけれども、
      その中でこの方のよく使う言葉に、

      「薔薇は薔薇の様に、向日葵は向日葵の様に、すみれはすみれの様に
       育てなさい」という言葉を、この方はよく言うのです。

      その時に、すみれに薔薇の様に咲け、と言っても無理なのです。
      向日葵として本来大きな使命を持っている者に、それは差し出がましいから、
      すみれの様に咲けと言っても、また酷な話であります。

      その子供達の魂というもの、その香りというものを、母親達は、親達はしっかりと見守り、    
      その子供が何を本来魂として要求しているのかということを考えていく。
      それを与えていく。それが分からなくても、ただただ無償に愛していく。
      見返りを求めない。そして、成長を喜ぶ。

      社会に出て恥ずかしい様な言動をする様な者であるのならば、ほかの他人は
      冷たく笑っているだけかもしれない。


260: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 01:58:41 4o8MQtyM
日向 : でもその時には、腕まくりをしていって、命がけでその子供と体当たりをして、
      その子供に恥ずかしい思いをさせない為に、命がけでぶつかっていって、
      子供には人間のあるべき姿を教えていく。

      この体当たりをしてぶつかっていく。その姿が「愛」であります。
      「親の愛」であります。

      今の子供の母親達は、子供が少ない故に、見ておりますと、子供に嫌われたく
      ないのです。一人っ子の子供達の母親達は、特に見ていてそう思います。
      子供に嫌われたくないから、子供の機嫌を取っているのです。

      子供にいつもいつも機嫌を取って、自分だけは何とかちゃんの見方ですよ、
      と言って愛されようとし、父親よりも息子に機嫌を取っていく。

      その様なことの中で、子供に対して、例えば間違ったことをした時に、
      本当の意味で子供を殴れますか。本当の意味で厳しく子供を咎められますか。
     
      母親が本気で、命がけで―。

      昔の母親は凄かったのです。強かったのです。    
      なりふり構わず子供とぶつかっていったのです。
      怖い時は、お母さん怖かったのです。

      そしてもっと、それで聞かなければ、出てきて最後に怖いのはお父さんだったのです。


261: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 02:01:38 4o8MQtyM
日向 : お父さんは、いつもいつも怖いのではありません。
      お父さんは、黙って後ろで控えていればいいのです。

      お母さんが一生懸命なりふり構わず言う時に、たとえ母親にぶたれたとしても、
      何されたとしても、本当の意味で自分を駄目にしない為に、この母親は
      命がけでぶつかってきてくれるのだと、愛されているのだという実感さえあれば、
      子供は悪くなりません。

      手をあげたから悪くなるのではないのです。
      手をあげたからと言って子供が急に悪くなるとしたら、    
      それまでにしっかりと親子としての絆を築き、ちゃんと小さい時から、

      ぶつべきお尻とかをぶってこなかった。
      体当たりで正面からぶつかってこなかった。
      親が逃げていた。その様なことに対する子供達の怒りがあるのです。

      自分を本当に良くする為に怒ってくれる、叱ってくれることを、
      子供達は無意識に喜ぶのです。

      何故ならば、先生においてもそうです。
      昔の先生達だって、本当に子供を良くしようと思ったら体当たりでした。
      竹刀を持ってでも、お尻を叩いてでも、子供達を一生懸命育てようとした
      立派な先生達がおりました。


262: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 02:04:18 4o8MQtyM
日向 : 今は、手を上げたら問題が起きます。
      教育問題、教育委員会の方に問題が行きます。

      それをまた、ぎゃあぎゃあ言うのは過干渉な母親達なのです。
      自分の息子に手をあげたと。   

      必要なことだったのならば、      
      「どうぞ先生、家の子が悪さをしたら叩いて下さい」と言うくらいの、
      度量のある母親達がいないのです。

      何故なら、子供の機嫌を取って、自分が、一人しか二人しかいない
      大事な子供に、自分すら手を上げたことがない。
      まして父親達にも上げさせない。

      その様なことの中で溺愛しているから、よその人が、よその先生が手を
      上げるなんて、とんでもないことになるのです。
      ですから、教育委員会の方に文句が出るのかもしれません。

      でも、愛というものは、そういうものではありません。

      神の愛を見てください。

      神が、いつもいつも甘いことばかりを人類に言っているでしょうか。


263: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 02:08:05 4o8MQtyM
日向 : 愛というものは無限に赦し、無限に与えることである一方、
      やはり因果応報という摂理の中において、
      自らが行ったことは、自らが刈り取るということ。

      本当に神の愛が甘いものだけであるのだったならば、全てを与えて
      溺愛することだけの中で、辛い天変地異とか、そういうことを避けさせるのでは
      ないでしょうか。

      でも、その天変地異ですら、悪想念はあなた方人類が溜めてしまったものなのだよ。
      だからその清算をするのは、あなた方自身なのだよ、ということをもって、
      神は、自分達で播いた種は、自分達で刈り取るという義務を人類に与えられるのです。
      
      愛というのは、厳しさという面も反面あるのです。         

      そして、愛には「忍耐」がつきものであるということを、あなた方も言われました。

      「忍耐」というのは何であるか。
      
      愛するべきものをトータルで受け入れたのであれば、ありのままに、その愛する者の
      成長を見守るが故に、成長を見守るが故に、忍耐というものが必要になるのです。

      いつもいつも甘いことばかりを言わず、やはり数々の試練を通しながら、苦しみ、
      悲しみを通し、この魂が成長していく過程を望むからこそ、より素晴らしい未来を
      この魂に望むからこそ、厳しさの中で涙を流しながらも、忍耐を持ち見守り続けていくのです。


264: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 02:12:12 4o8MQtyM
日向 : その神の御姿を見習って戴きたいのです。

      その姿が、神の御姿が私達「親」の姿でもあるということ。

      人類の進歩発展ということ。成長というものを見守って下さる神の御姿、
      愛の姿がある様に、私達はその縮図である家庭を通して、  
      神の子を授かり、その魂を育て、成長させ、それを愛で包み、
      それをまた、社会に返していく。

      ある意味で、神と同じことを家庭を通して、創造者と同じことをまた試練として、
      私達も魂の進歩発展の為に預かっている。

      その様な尊い場が、家庭であるということなのです。

      その中において、宇宙が陰陽である、陰の要素、陽の要素とに    
      分かれている様に、その陰を代表するものが母親であり、
      陽を代表するものが父親でございます。

      夫であり、妻であるのです。

      その、本来が夫と妻の、深い深い結びつきの愛の中により、
      子供達は生まれてくるのです。


265: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 02:14:52 4o8MQtyM
日向 : ですから、よく里子に出された子供達が尋ねることがあります。

      「自分のルーツを知りたい」

      その次に出てくる言葉は、
      「私は、僕は、本当にお父さん、お母さんに愛され望まれて生まれて来たのか」
      ということをよく聞かれます。

      それが人間の根本的な叫びであるのです。   

      誕生してきた時に、「そうだよ。あなた達は確かにお父さん、お母さんの間に
      愛し合って望まれて、あなた方はここに生まれたのだよ」ということを、
      やはり子供達は聞きたいのです。

      それは何かと申しますと、家庭の基盤は「男女の愛」にある。
      「夫婦の愛」が基盤にあるということなのです。

      子供さえいればいい、という母親達、父親達がいるかもしれない。
      子供を産む為に、自分の遺伝子を残す為だけに、家庭というものを
      とらえている方達がいるかもしれない。

      そんなものではないのです。

      家庭の基本は「男女の愛」にあるのです。
      夫婦の愛にあるのです。


266: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 02:16:43 4o8MQtyM
日向 : その基盤が夫婦なのです。

      男女の深い深い結びつきは、陰陽合体というものを通して、
      神の愛の基本原理になっております。   
      それが宇宙自体を創造しているエネルギーなのです。

      子供に執拗に執着するがあまり、その大事な基本を疎かにしているのが
      現代の夫婦ではないでしょうか。

      男性霊、女性霊、というものが、共に協力し、愛し合い、そこの中で  
      本当の愛ある磁場を、空間を作れてこそ、そこに信頼し、そこを頼みとし、
      そこに降り立ってくるのが、子供達という神の子達であるのです。

      その魂を、霊を一時お預かりし、その子供達の天命を、その個性をそのままに
      受け入れ育み、そして、羽ばたかせ飛びだたせてあげる。

      それは、自然界の鳥たちだって当たり前にやっていることではありませんか。

      でも、人間だけは違うのです。    

      成人になっても、いい年をして、三十、四十の男になっても、母親達が
      しがみついている例がよくあるのです。

      そして嫁など来なくてもいい。嫁が来ても嫁いびりが始まります。   


267: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 02:18:54 4o8MQtyM
日向 : それは母親達が子離れをしていない。
      子供から自立をしていない。

      そして、もっと最悪な場合は、その様に脆弱に育てられた息子達自体が、
      母親を捨てきれない。自立しきれない。

      だから自立した中において、妻を守れず、子供というものを守れず、
      それを家のなすがままに、親のなすがままの中で、自分自体が家庭を作る
      家長として、男として自立できないという不幸な原理まで生んでいるのです。

      その時に男達は、男性達はしっかりと自立せねばなりません。
      親の元で育み育てられたのなら、自分がどういう魂であり、何を天職とし、
      社会に向かって、進歩調和の為、進歩発展の中で自分が為していくのか。

      そして愛する、何を守るべきものが自分の本来であるのかということ、
      しっかり考えていって戴きたいと思うのです。

      そうしたのならば、妻を本当にねぎらっていますか。
      子供達のことにあまりに無関心になっていませんかということを、
      また私も問いかけたいのです。

      確かに、家庭というのは、妻達だけがやるのではなりません。
      そうすると、やはり焼き切れてしまって、相談にも乗ってくれない夫であると、
      子供のことで一人でノイローゼになっていく場合もあるのです。


268: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 02:32:13 4o8MQtyM
日向 : ですから、自分が本来愛さねばいけないもの、守らなくてはいけないもの、
      守るものあってこそ、男性というものはまた光輝くんだということも、
      言われている筈なのです。

      愛の中に、男性は、守っていく。育んでいく。
      そして、その者達を本当の意味で愛し、外敵から守っていくという、
      その様なことがあるのです。

      その中で、子供達に対して自分の職業がどれだけ素晴らしかったとしても、
      自分の天職が、自分の神命がこの道であるからといって、不必要に
      子供に押しかぶせないで戴きたいのです。

      子供には子供の生き方があると、子供には神より与えられた価値ある
      素晴らしい個性があるのだと。その様なことを思い、子供にゆとりをもって
      見守って戴きたいのです。

      そして、それを是非応援してあげて戴きたいのです。
      それが出来るのはまた、父親達であるかもしれません。

      母親は、どうしても我が身、毎日〃一緒になっておりますので、近視眼的に
      なっております。御主人達はやはり社会に出ておりますので、帰ってきた時に、
      少し、いい意味で距離を持って見られるのです。

      その時にどうか、子供達に何か問題があり、奥様方が色々な問題を抱えた時に、
      その問題から逃げないでいただきたいと思うのです。
      共にぶつかっていただきたい。


269: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 02:34:42 4o8MQtyM
日向 : 先程の様に、問題がこじれて引き籠もりになってきた時、その時にはもう、
      母親達では手に負えない状況になっているのです。
      その時に出てくるのは父親達であるのです。

      腕っ節の出てきてしまった思春期の子供達に、体当たりで親の愛を見せていく。
      本当に愛しているからこそ、お前のことを叩くのだ。
      本当の意味でお前と向き合いたいのだ。

      それが愛なのだということを、体でぶつけて思春期以降に子供達に
      愛を与えられるのは、父親の役目かもしれません。

      娘達に対しても、息子達に対しても、本当の意味で自分達が愛しているのだと、
      無関心ではないのだということを、示してあげて戴きたいのです。
      
      「愛」の反対は「無関心」です。
      冷淡さであります。
      憎しみではないのです。

      愛してほしい。
      自分のことを見てほしい。
      振り返ってほしい。
      関心を持ってほしい。

      それが、子供達の叫びであります。


270: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 02:38:02 4o8MQtyM
日向 : おむつを替えたり、ミルクをあげたりとか、その様なことが無くなっても、
      やはりまだ自立出来ない思春期の子供達は、親の愛を、
      視線を求めているのです。

      その時に、もう育ってしまったからと言って、無関心であってはなりません。
      その時に「愛しているよ」と。
      確かに愛しているから安心しなさいという、その様な眼差しを向けてあげて   
      ほしいのです。

      あれこれ言うことはないのです。
      お前のスカートが短すぎるとか、髪の毛の色が茶色だとか、
      あまりぐちゃぐちゃ言うと嫌われるのです。お父さんは。

      だけどそうではなくて、
      「何か困ったことがあったら聞いてごらん」と。
      その様に一言、言ってあげるだけでも、娘は嬉しいものなのです。

      あまりしょっちゅうまとわりつくと、父親は嫌がられますので、
      娘さんに対しても、やはり大きな大きな見守りであって戴きたいのです。

      そして、先程おっしゃられていましたけど、もし何か守ろうとしていたのに
      不手際が出た時、その時に全員でその子供を責めてはいけません。


271: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 02:40:55 4o8MQtyM
日向 : 逃げ場を一つ見つけてあげて下さい。誰でもいいのです。
      味方が欲しいのです。その時に素早く、父親でもいいではないですか。 
      味方になってかばってあげて下さい。

      もしみんなが甘やかしているのなら、お父さんが出ていって叱って
      あげて下さい。そのバランスが大事なのです。
      それは母親達が特に気をつけねばならないことなのです。

      社会に出て、学校の中においても、ひじょうに不当なイジメとかに遭ってきた時に、
      やはり「大丈夫」と言って受け止めてあげるところが一つあれば、
      
      無関心さが無ければ、自殺しなかったという子供はたくさんいるのです。

      その時に「ちゃんと見ているから」と。
      「辛いことがあったら言ってごらん」と。
      「なら、学校に行かなくてもいいんだよ」と。

      それは、さっきの引き籠もりとは違うのです。
      やはり、逃げ場を一つ用意してあげるということ。

      外の社会に出て行き場が無くなった時に、学校に行かなくてはいけないじゃないか。
      せっかく名門校に入ったなら行かなくては駄目じゃないか。         
      お前は挫折者なのか。いいから学校に行けと。


272: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 02:43:22 4o8MQtyM
日向 : それを無関心の自分の我欲の中で、子供を突き放してしまったのならば、
      子供は行き場が無くて、最後は自殺してしまうとか、
      とんでもない傷害事件を起こしてしまうとかいう問題になるのです。

      その時にどうか、受け入れてあげてほしい。
      その子自体が社会の中において、学校の中において、
      不当に傷ついた時に、愛というのは、愛の巣というものが家庭だよと。

      いいから黙って、帰って来て泣いているのを黙って抱きとめてあげるだけでも、
      全然子供は違うのです。何も言わなくていいのです。

      ただただ無条件で受け入れてあげる。
      それが「愛」というものなのです。

      その「兼ね合い」というものが、今の親御さん達が分かっていないから、
      ただただ溺愛し、ただただ過干渉で、ただただ与えきりになってしまうことを
      「愛」だと勘違いしてしまうか、

      さもなくば、自分達のプライドや世間体の面子の為だけに、本当に傷ついて
      行き場の無くなった子供達、思春期の子供達を本当の意味で、
      自分のプライドも、親のプライドなど捨てて受けとめてあげるという、

      本当の意味での優しさ、無条件の無償の愛というものを、
      親というものは時には出さなくてはいけないということが分からないから、


273: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 02:45:52 4o8MQtyM
日向 : いたずらな自殺者を作って追い込んでしまったり、過干渉の中で
      労働意欲のない、学校にも行けない子供達を、引き籠もりの子供達を
      作ってしまうということなのです。

      引き籠もりの子供達を見ていると、大体が立派な家に住んでいたり、
      親が結構な収入がある方が多いのです。

      そして、自分の部屋を与えられて、本来であるなら、人間であるならば、
      ご飯を食べなければ死んでしまうのです。    

      どうするかというと、大体お母さん達が、ご飯を作って家の部屋の前に
      持っていくのです。
      さもなくば、その家自体に食べ物を置いといてあげるのです。

      そんなことをすれば、部屋から出てくる訳もないのです。
      ならば、飢え死にしてもいいから、放っておけばいいのです。
      そうすれば部屋から出てくるのです。

      もう、そのこと自体が子供から嫌われたくない、子供が暴力を振るうから、
      子供の機嫌を取ることに慣れすぎた親達が多いということ。

      本当にその子供の魂の、その子供の霊的な成長も、肉体的な成長も、
      人間としての成長も望むのならば、自分がご飯などを作らずに、
      「出てきなさい」と言ってドアを、お父さんお母さん、蹴破って、
      この間テレビでやっておりましたね。


274: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 02:47:53 4o8MQtyM
日向 : そういうことを専門にやってらっしゃる方がおられる様ですけれど、
      そんなものを赤の他人の、よその人にやってもらわなくても、
      それをやるべきは親であるということなのです。

      それが、親達自体が逃げている。
      何から逃げるか。
      子供から嫌われることから逃げているのです。

      子供に嫌われたくない。
      子供に、やはり今まで溺愛してきたから、強く言うこと自体に親が
      慣れていないのです。

      それは嫌われるのではなく、本当の愛の姿であるということ。

      体当たりでぶつかり、そして、その子供の成長の為には数々の試練を
      本人に与えていくという、厳しさも与えるのが愛であるということ。
      そのことをもっと今の親達は知らなくてはなりません。

      そうでなければ、あまりにも時代の中でも類を見ない程に半人前の、
      自立出来ない者達が、若者達が、現代の日本では増えているのです。

      それが今、社会問題になっている筈なのです。


275: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 02:51:59 4o8MQtyM
日向 : これは何にあるか。

      家庭の中における家庭愛の不足。家庭愛、
      特に母親達の子供に対する接し方の問題点にあるのです。

      それが色んな意味での、子供達の魂の叫びを呼び、暴力を生み、
      集団自殺を生み、そして、引き籠もりを生んでいるのです。

      その中で、本来の家庭というものが、昔の戦前の日本にあった様な、
      家庭の中でしっかり父権というものが存在し、母親達が子供に対して、
      内側ではしっかりと守って子供達に対して育てていく。

      そして、たくさんの子供達を育てる中で、過干渉にならないという、
      その様なバランスが大きく崩れている現代であるのです。

      子供の数は少ない。家庭電化製品は多い。そして、自由な時間は出来た。    
      暇だ。そして、世の中は物質が氾濫していて、様々なブランドや様々な
      高級品の中で、女性のその様な自己顕示欲というものをそそるものが
      たくさん氾濫していて、

      女性の中では大きな目標を持たぬ者は、隣の奥さんとその様なもので
      張り合ってみたりするのです。


276: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 02:57:14 4o8MQtyM
日向 : その様なものの、アクセサリーのハンドバッグの一つとして、子供までも
      「お受験」と呼ばれている中で、アクセサリーの一つにしていったところの、
      最後、自分達がやってしまったことの結果を、思春期になってその報いを
      受けてしまっているのです。

      その、お受験というものは、昨日今日始まったものではないのです。
      戦後もう既に何十年か経っている中で、社会的にその反動が出てきている
      ことなのです。

      どんなに高学歴な、知識をしっかりと詰め込んだとしても、本当の意味で、
      自分の魂のうずきによる天職に巡りあい、社会に対して大きな貢献と
      人望というものを獲得出来なかった者は、

      どんなにいかなる高学歴、どんなにいかなる名門校を出ていたとしても、
      どんなに名門の家に生まれていたとしても、男として、女性として、
      人間として評価される程世の中甘くないのです。

      その様なことを思ったのなら、それだけに全てを懸けて、自分の人生も、
      子供の魂自体も腐らせてしまう、根腐れしてしまう様な、その様な
      盲目的な愛はやめるべきです。

      「愛の真髄を学びなさい」。

      アモール様がおっしゃられた様に、今人類は愛を学ぼうとしています。
      より高次な愛というものを学ぼうとしているのです。


277: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 03:00:10 4o8MQtyM
日向 : この愛というのがメインテーマであります。基本的な定理です。
      このアモール様のおっしゃられた愛というものを基本に据えて、
      男性達も女性達も、そして、妻として、親として母親として何を、
      愛というものを体現していかなくてはいけないか。

      愛として接して育んでいかなくてはいけないか。
      その様なものが、本当の意味で人類の幸せを左右するものであるということを、
      もっと認識しなくてはいけないということなのです。

      愛というものは、その様に聖書の中だけであるとか、一部の家庭愛とか、
      男女の愛だけにあるものではないのです。

      愛というのは宇宙の摂理であり、愛というものに育まれて、大宇宙の神の御心
      そのものが愛であるからこそ、私達は愛を学ばなくてはいけません。

      いかなる過程にいこうと、これから地球がどの様な進歩発展を遂げていこうと、
      我々がベクトルとして学んでいく過程テーマは、永遠に愛なのです。

      なぜなら、神のお心が愛であるからです。
      愛というものの中には、奥義は深く、その先はとても気高く、高いものに
      なっていきます。

      職業を通して、天職を通して、究極的に学ぶのは男性も女性も愛であります。
      女性ならば、尚更「愛」であります。
      愛の体現者として女性は作られたのです。   


278: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 03:02:28 4o8MQtyM
日向 : その女性の使命が軽んじられ、妻として夫を支えること、その役割の認識、
      そして、母親として、親としてどの様に愛を与えていくのか。
      父親として子供達に愛を与えていくのか。その学びがあまりに幼かったが故に、
      様々な不幸を作ってきたのです。

      そのことが本当に分かれば、地上は楽園になるのです。

      子供達が家庭の中において健全に育って、健全な未来を育んでいく様になります。
      そして、嫁姑とか近所とか、その者に対するいらぬ世間体とか、見栄というものが
      全部無くなり、親子の中における余分な執着というものもなくなっていくのです。

      愛というものには執着があってはなりません。
      つかんではならないのです。
      何かを所有しようとした時、愛は死ぬのです。

      何か見返りを求めると同じに、やはり何かに執着してはなりません。
      あなた方が学んでおられる様に、宗教の求道者だけが執着から離れようと
      いうことではないのです。
      人間全てにおいて、執着から離れねばなりません。   

      大切にするということと執着は違うのです。

      お金も大切にしなくてはいけません。
      夫も大切にしなくてはいけません。
      妻も大切にしなくてはいけません。


279: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 03:07:13 4o8MQtyM
日向 : 職業も大切にしなくてはいけません。
      子供達も大切にしなくてはいけません。 
      愛していかなくてはいけません。

      でも執着してはいけないのです。
      そのわきまえをしなさいということ。

      それが、愛を学ぶという中において、非常に我々が今まで学んできた過程に     
      おいては、次なるステップの愛というものを人類は学ばなくてはいけません。
      そうすれば、この地上というものがユートピアになっていく、
      ひとつの過程として出てくるのです。

      それが出来ていないから、いらぬ不幸や悲しみや苦しみを生んできたのです。
      夫婦が単位であるということ。
      男女が単位であるということ。

      その愛の中に祝福され望まれて、子供達は生まれてきたいという本能を
      持っています。そこに、迎え入れていくのです。

      夫婦が共に手を取り合ったところに、神の子としての新しい幼い魂を
      受け入れていくのです。

      でも、その魂達はあなた方自身ではないのです。


280: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 03:10:42 4o8MQtyM
日向 : あなた方とは全く違う個性を、使命を、そして、天職を持った子供達を
      一時お預かりしていくのです。
      で、その子達の天命を発散するお手伝いをしたのならば、
      あとは飛び立たせていく。

      そして子育てが終わったら、また夫婦単位に戻るのですよ。   
      どれだけ子供に執着しても、いい齢をして嫁や孫達に過干渉になって、   
      息子を取り戻そう、娘を取り戻そうという親達がおりますけれども、

      その様な姿は愛ではないのです。
      もう執着そのものなのです。飛び立たせていきなさい。

      娘だって今いい齢をして、皆嫁にも行かずに、母親達が皆脇で手放したく
      ないが故に、一緒にいる場合があります。
      それは、娘の成長というものを奪っているのですよ。

      娘が可愛いのなら、自分が一人になることを恐れずに、嫁に出しなさい。
      一人で自立させなさい。自分が全部やってあげるから、娘はますます居心地よくて、
      嫁に行きたくないと安易な道を生んでいるのです。

      母親達自体の接し方が、息子達を引き籠もりにしてみたり、
      娘達を嫁に行きたくないと言って、自分の中の自己実現だけに人生を浪費させてしまう
      という、その様な結果を生んでいる。


281: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 03:13:53 4o8MQtyM
日向 : そのバックボーンにあるのは、母親達の愛の姿であるということ。
      そのことをもっと見極めねばなりません。
      そのことをもっと母親達が分かったのならば、
      自分達はどの様に接していかなくてはいけないのか。

      ありのままに受け入れ、そして、決して執着をせず、その魂の成長を喜ぶ、
      それが愛そのものであります。

      その魂が本当の意味で進歩発展していくことを望むのならば、
      時には厳しいことを言い、時にはこぶし、平手打ちのひとつも入れながら、
      体当たりでその子供達とぶつかりあって、

      愛というものは決して安易なものではなくて、甘やかすものではなくて、
      厳しさもあるのだよと。愛しているから厳しいことを言うのだよと。
      それを伝える。
      
      それが親の愛でもあり、また神の愛でもあります。
      神の愛そのままであります。

      ですから、祈りの中で、何故私達の祈りを全て聞き入れてくれないのか。
      苦しみを何故除いてくれないのか。何故この病をすぐ治してくれないのか。
      神も仏もない、という言葉はよく―、

      祈りの中の最大の祈りであります。


282: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 03:16:34 4o8MQtyM
日向 : でもそれは、あなた方の魂を、あなた方の霊的な成長を望むからこそ、
      私達は今、その艱難辛苦(かんなんしんく)を取り除かないのですよ。
      頑張ってそこを通り抜けなさい。

      そうすればあなたは、次には素晴らしい成長を自分の魂の中に勝ち得ることが
      出来るのですよと。手を出したくても、手を出さずに見守っている。
      それが神の愛であります。その神の愛を見習うことなのです。同じなのです。
      
      魂を、人類の魂を、成長を愛しながら見守るという姿、それは家庭の中において、
      魂を、新たな子供達を、神の子達を授かりながら、預かりながら、
      その子供達の世話をしながら、愛しながら、その魂の成長を望んで、

      その彼らがその苦労の中で、苦しみながら乗り越えて一人前になっていく姿を、
      手を出さずに見守る。
      時には手を出してしまう方が簡単なことはたくさんあるのです。

      手を出したくても出さない。見守っても手は出さない。
      それがどれだけ愛として尊いかということを、もっと今の母親達は
      学ばねばなりません。

      子供の数が少ないから、簡単に、自分に余った時間とエネルギーがあるから、
      そんな簡単に手が出せてしまうのです。出したいのです。自分自らが。

      それは自分が齢いってから、定年退職した御主人に対する愛という姿においても
      多く出ている筈なのです。


283: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 03:20:42 4o8MQtyM
日向 : 多くの人々が全く、晩年になったならば、給料をもってこなくなったら、
      辞められたなら、夫が家の中でゴロゴロしていて鬱陶しい、という
      ことを聞くのです。

      そんなことは、何の夫婦愛をあなた方は今まで築いてきたのですか。
      子供がいて、給料だけを運んでくれるという、その感謝も何もなかったから、
      家の中に毎日いる夫が鬱陶しくてたまらないのです。

      お金だけを持ってきてくれればいい。子育てが終わったら、後は自由だ。
      夫は要らない。粗大ゴミであるというひどい言葉が出ます。
         
      その様な母親達に育てられた子供達は、本当の意味で親孝行をしたいと
      思うでしょうか。夫を大事にしない母親の姿を見て、自分もまた、
      娘達もまた同じことをしていくのです。

      そして、その不幸が繰り返されていくのです。

      原点は夫婦の愛であります。
      確かにもう少し地球が高度な惑星になれば、自分の魂のパートナーと
      呼ばれている方達と巡り逢っていくこともあるかもしれません。

      今の地球ではそうでない場合もあるのです。
      でも今生この方と一緒に結婚し、この人と愛ある生活を育み、そこで子供を
      作りたいと、一時はそれを覚悟し、結婚されたのではないでしょうか。    


284: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 03:22:47 4o8MQtyM
日向 : そうであるのならば、その状況をしっかりと受け入れることです。
      そして、よっぽど問題がある場合でしたら、それは別れていっても
      構わないのですけれども、

      そうでない限りは子供を授かったというのは、しっかりその夫婦に
      縁があったということです。

      であるのならば、男性達もそうですが、妻達よ、女性達よ、その夫に
      仕えなさい。夫に主導権を渡しなさい。
      夫を尊敬し、夫が当たり前の様に、外でお金を稼いできてくれることを   
      当然の権利とし、子供にうつつを抜かすのをやめなさい。

      子供よりもまず、夫を愛し、夫を大切にすることです。
      夫婦が本当に愛し合っているところに、悪い子供は育たないのです。
      
      子供が、やはり母親が夫をないがしろにし、父親のことを馬鹿にしている姿を
      見れば、その後で思春期以降になって、母親達が本当に子育てに苦労する
      段階がくるのです。

      父親を大切にし、そして父親は母親を大切にする。
      家の中でのことを任せっぱなしではなくて、やはり母親達に対して、
      妻に対して温かい言葉をかけてあげてください。

      女性というものは、言葉によって非常に傷つきもしますが、
      また言葉によって、たいへん喜べる生き物でもあるのです。
      愛しているよ、などと言うと、日本の男性に関してはとても照れくさいのかも
      しれません。  


285: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 03:24:54 4o8MQtyM
日向 : でもやはり本当の意味で、子供だけでなく、奥様に対しても、
      自分は本当に夫に愛されているのかという不安になるのが
      女性なのです。

      今更言わなくても分かっているじゃないか、っていうのが御主人達なのです。
      でもどうか、そこら辺をいとわず、愛しているよという言葉でも何でも、
      照れくさかったら遠回しにでも良いのです。

      奥様の喜ばれる言葉をかけてあげていただきたいのです。
      そうしたら、奥様はまた頑張るのでしょう。
      そして、なお一層仲睦まじくなるでしょう。

      その姿を見て、子供は健全に育っていくのです。
      そのことを忘れてはいけません。

      夫婦がまず仲良く、いたわりあって、愛し合っていく姿の中に、
      尊敬しあって、お互いに立てあっていく姿の中に、
      役割分担を尊ぶ姿の中に、家庭の愛の基本はあるのです。

      そこに次の段階として、子供が授かってくるのです。
      子供の為に親の人生があるのではありません。
      親達の人生の延長上に、子供達が授かっていくのです。

      そして子供達は、時が過ぎれば成長し、羽ばたいていく。
      そしてまた、夫婦男女のペアの原点に戻ってくるということです。


286: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 12:00:26 4o8MQtyM
日向 : 老後の自分達のことを、いたずらに子供達に面倒を見させる為に
      縛ってはなりません。夫婦でいたわりあうのです。

      その時こそ、数十年の夫婦愛が何だったのかということを、
      再度問われるのです。どれだけ社会で立派な仕事をされていた方でも、
      定年退職をし、家庭に入ってきた時に、

      仕事を終えて抜け殻の様な気分の時に、妻による愛ある家庭が待っているのか。
      それとも粗大ゴミと言われて鬱陶しがられるのか。それは数十年のそれまでの
      夫婦の架け橋の架けあい方によるのです。

      そこがしっかりと絆が出来ていれば、戻ってきた時には、それこそお二人で
      旅行に行ったり、楽しい楽しい老後が待っていることでしょう。

      その時に、家にゴロゴロいられるから嫌だとか、一緒にお父さんが毎日居るから
      私は好きなことが出来ないとか、お給料を貰ってこなくなったのなら、 
      もうどっか別れ、離婚してしまいたいとか。

      よく退職金を貰ったら、離婚したいというご夫婦もあったようですけれども、
      その様な情けない――。それはもう、あなた方がどれだけ外で仕事をして
      お給料を稼いでこられても、夫婦生活において、家庭愛において失敗したという
      結論がそこに出るのです。


287: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 12:04:22 4o8MQtyM
日向 : そうならないために、数十年の人生、大切な今生の人生において、
      奥様方にねぎらいの言葉を、愛の言葉を、若い内からかけて
      くださるということ、そのことを私は是非お願いしたいと思うのです。

      そして、女性達に厳しいことばかり言っているかもしれません。

      でも男性方が家庭の中に心を砕くよりも、妻達が、女性達が
      家庭に心を砕いてエネルギーをかけるほうが、ずっと時間的にも
      エネルギー的にもたくさんあるのです。

      ですから、子供達の幸せの為にも、自分たち夫婦の愛ある生活、
      幸せの為にも、どうか家庭を第一義として、母親として、妻として、
      その宇宙の創造者として、神の如き愛の体現者として、

      この家庭を通してご自分の修行をされ、学ばれることを誇りとされる人生を、
      是非とも生きていただきたいと思うのです。

      その子供達が、あなた方がいずれ死んでいった時、私達の世界に帰って
      来た時、その次の地球の未来を創るのは、あなた方が愛により育まれ、
      育み出された子供達が創っていくのです。

      この地球の未来は、あなた方の愛の賜物である次の世代を担う
      神の子達が担っていきます。


288: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 12:07:40 4o8MQtyM
日向 : そのことを考えるのであるのならば、あなた方の仕事は決してつまらない
      仕事ではないのです。外に出て、いかなる仕事があるでしょう。
      確かに女性の教師や看護婦さんや、様々な、女性でなくては出来ない
      仕事があるでしょう。

      でも、そっちを大事にして、家庭を疎かにしていいということは
      少しもないのです。

      あなたが本当に愛を学びたい。

      男性であれ、女性であれ、愛のエネルギーにより出来ているのです。

      その尊い神のごとき愛を学ぶ為に、家庭というものを神はお与えになり、
      結婚愛というものを与えられたのです。

      そうであるのならば、その家庭というものを通して、どうが女性達が修行され、
      神の子としての未来というものを創る為に力を貸していただき、
      女性としての誇りというものを取り戻し、社会の中において要らぬ、
      今の様な不幸の種というものを無くしていただきたいのです。       神の本質が愛である以上、神の子の本質は愛であります。

      女性達の努力次第で、そして、女性達、妻達を理解する夫達の夫婦愛を
      取り戻すことにより、今の社会の中で異常に増殖しているこの様な
      不幸な状態というものが、大半が取り除けるということを私は
      申し上げておきます。


289: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 12:12:32 4o8MQtyM
日向 : 暴力沙汰、その不良化におきましても、やはり小さい時の子供達との接し方に
      あるということ。そして、一時暴走していっても、不良化していっても、
      さっき言った様に、相手を本当の意味で信じて待ってあげる。

      本当の意味でその子供が戻ってくるのを待っていく。   
      それも、先程申し上げた忍耐というものの愛の側面でもあります。    

      決して見捨てない。決して逃げない。それが愛の本質でもあります。
      神は常にそうして、忍耐の時の中で人類を育まれておられます。

      私達もそうであるのならば、家庭というものを介在として、
      私達の中にある神性の愛というものを学ぶ為に、
      是非とも家庭人として、家庭の中における役割を、

      神性なる役割として受け入れ成長する為に、私達は頑張っていきたいと思います。
      それは現代の女性達に対しての、私の心からのメッセージであります。

      では今日、これにて失礼させていただきます。

平原 : ありがとうございます。


290: ◆3zNBOPkseQ
07/04/30 12:19:26 4o8MQtyM
"
                   .,,,,,、
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              lllllllllllllllli,,;;;:;;;;;;;'!l;;;;::″;: .
             ,,,lllllllllllllllllllli、;;::;;;,ト;;;;;;;;;;;;;;;;: : :  
         : ,,,,,,iiiilllllllllllllllllllllllllll,,;;::::::lii、;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;: : :
      .,,,,iiiillllllllllllllllllllllllllllllll!!lllllllii,;;;:::゚:,ii,;;;;;+;;′: : ;;;;;;;;;: :
     .,,iillllllllllllllllllllllllllllll!!!!゙゙° ゙゙!llllllii,、:'!lllii,,,,,,,: :   : : : ;;;;;;;;: : : : : : : : : :
     :llllllllllllllll!!!!!゙゙゙゙゙″     : ゙゙!llllli,,;;;:゙゙゙゙゙゙゙゙°     : : : ;;;;;;: : : : : : :
     .゙llllllllll″               ゙゙!llllli,,,;;:: :     : : : :  : : : ;;;;;;: : :   
     lllllllllll!             : '゙!llllllii,,、: : : : : : : : : : : : : : ;;;;;: : : : :
     .llllllllll:     : : : : : : : : : : : : : : .゙゙!!llllli,;;;;;: : : : : : : : : : : : : : : : : : :
     ,llllllll°: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ゙゙!lllii,;,'li,,: : : :
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: : : : : : :::::″: : : : : : : : :      : : : :  : : : : : : : ゙゙!llllllllli、: : : : : :
: : : : : : :::::::::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :゙’:::::: : : : : : : : : : : : : :  
 : .:rmi、::::”:: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,,,;;;;;;;;;;、;;: : : : : : : : :
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            美姫ちゃん、優勝おめでとうね!


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