06/12/30 16:20:23 G7waEM+i
【倶胝竪指】ぐていじゅし
どんな質問をされても、ただ指を1本立てるだけの倶胝(ぐてい)という和尚がいました。
ある時、和尚の留守に来た客が留守番をしていた小僧に、法の説き方を尋ねました。すると小僧は和尚のマネをして指を1本立てて見せたのです。
この事をあとで聞いた和尚は、小僧のその指を切り落としてしまいました。あまりの痛さに泣き叫ぶ小僧に、和尚は言いました。
「おい、こっちを見ろ!」
小僧が見ると、和尚は指を1本立てていました。その瞬間、小僧は悟ったという。
『碧巌録』第十九則
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