06/12/28 22:15:19 MSfELJLo
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,。∩ * 『無門関』 第六則
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【拈華微笑】ねんげみしょう
王舎城(ラージャグリハ)の近くの霊鷲山(りょうじゅせん)の頂上で釈尊(しゃくそん=お釈迦様)が説法を続けていたそんなある日の事。
その日は一言もいわず、そばにあった金波羅華(こんぱらげ)という花をひとつ拈り取ってみんなの前に示して見せただけだった。
その場にいたほとんどの弟子たちは、その意味がまるで分からなかったのだが、たった一人だけ、摩許迦葉(まかかしょう)だけは、にっこりと微笑み、うなずいたという。
それを見た釈尊は、静かに口を開いた。
「口では説くことが出来ない真実の教え全て、・・・摩許迦葉に伝授することにしよう」