07/02/25 23:44:59 GFfwAXd3
「妄執が人を悩ませる。妄執というひとつのものに一切のものが従属した」
身体の無い世界を善として宗教が存在する。
自分たちの欲得のために人々を不幸にまた、安楽・安穏な生活を奪うことの無い世界である。
悩みもある世界に、人が自分の欲得のために人を不幸にし、更に他人に悩みを与えるのは、善に反する。
「一切の生きとし生けるものの幸福・安穏・安楽、慈しみのこころづかいが崇高」
「何ものも信じることなく、作られざるものを知り」
無意識に他人の幸福を喜び、安穏に安楽にする場合やそのようにする人もいるが、
その言葉を戒めとして具え、決して人を不幸にすること、安穏・安楽を奪ってはいけない。
この世で真理を追求したい人は、身体が存在しない世界のように、
五感と第六の思考を抑制して、瞑想などして自分で安らぎを追求すればいい。
自然の中で瞑想修行した修行僧のように、
世間のことから離れて、静かな安らぎを楽しめば苦悩なき世界に近づく。
「孤独の味を味わったなら、狂おしい悩みもなくなる」
悩みから信じる心が生まれ、他人を悩まそうとしない人々のが多く、
慈しみのこころづかいを善いとする人が多いと人から悩みを受けない。
更に苦悩を取り除くため、自然の中で瞑想する。
「他の人の家で貪ることをしない」
「他人がそなたのために働いてくれるわけでない」
修行僧は少欲で貪らずに修行した。
自分の欲求が生じた人は誰も他人のために働いてはいないと心得て、
他人から貪ることを善としてはいけない。