05/10/08 03:43:20 AiHCFN3/
【見から観へ・・・・・・人間のまなざし「正見」】
「みる」にも次元があると高橋佳子氏は言います。
そして10の次元を取り上げ、一つ一つ説明しています。まとめたものを引用
させてもらいますね。(間違って伝わるとまずい部分ですので)
できれば「人間のまなざし」正見編を、実際に読まれた方が確かなのですが・・・・・・。
例えば「見」→「観」の間の八つの「みる」は二つずつ対になっているなど、
意味のつながりやはたらきがわかりやすく書かれています。
正見
「見」から「観」へ
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見 生理的機能として 受容 感覚+知覚として見る
見る 全感官を一つにして世界を受けとる
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視 注意して見る 分析 要素を見る
部分を見る 部分を大切に見る
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眺 見渡す ながめる 総合 音を聞くときのように全体を一つに眺める
全体を映す 全体的感覚で感じる 全体との呼応
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診 しらべる 共時的「今・ここ」の見方
診断 状態症状をそのとき判断する
一期一会 絶対の出会いを生きる
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看 長い間見守り続ける 見守り、育む心
看護 長い眼で見る 如来蔵
即時的判断で終わらない
(つづく)