07/06/12 04:46:48 +DkK7Q7t
自殺した瞬間、それは自分に負けた瞬間を意味する。
でも、冷静に考えてみてくれ。自殺を思い立って即実行する奴は滅多にいない。
何でだろう? 恨み、恐怖、怒り・・・数知れない不安が襲い掛かるからだろうか?
自殺直前は精神的にボロボロであり、もはや生きる精神はない。
それは当の本人が一番よく分かっている。では人間が生きる上で最も崇高とされる
「精神」を失っても、何故自殺に踏み込めないのか?
答えは簡単だ。人間が生まれながら持つ「本能」が自殺、つまり死を思い留まらせているからだ。
所詮、「精神」とは個々人が生きながらも培ってきたもの。建築物と同じ。
そんなものが、土台・礎である「本能」を支配できる訳はないのです。
何故自殺してはいけないのか、死んではいけないのか?
それは「生きる宿命」があるからです。
そして、「生きる宿命」という本能がある以上、決して逃げてはいけないのです。
どんな窮地に追い込まれても、本能だけはあなたを見捨てていません。
この瞬間にも、あなたを思い留まらせてくれているのは本能なのです。
本能こそがまさに貴方自身なのです。自殺を考えている貴方はもはや貴方ではありません。
どうか本能の自分自身を信じて下さい。