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68歳男性の家庭内暴力
蝉の鳴き声が響き渡る郊外の住宅街で、一人の男性が亡くなっていたのです。
“亡くなっていた?”独居老人の孤独死は、増加しているのは皆さんもご存知ですね。
ですが死後7日間、亡くなっていた事を、同居していたお母さまも気づかなかったのです。
“なぜ?”同居しているのに7日間も気づかないなんて、そんな事はないでしょう!
普通は、そうですよね。しかし、最近はこんな出来事が身近で頻繁に起こっているのです。
最近は、ニートと言う言葉が頻繁にメディアに登場していますが、ニート的な存在(鈍ら者)は、
もう数十年も前から多く存在していたのです。
ある意味無責任な、社会生活を送ってこられた高齢者が現在のニートの原型となり、
そのような社会人の遺産がニートと言う形に表れてきたのかもしれません。
現在、行政もニート対策に取り組みだしてきていますが、実は根源はもっと深い所にあるのでしょうね。
実際に、今回の故人は同居しながら家庭内での会話は全く無く、
離れの自室にはご家族といえども一切立ち入らせなかったようです。
室内に勝手に入ろうものなら、暴力を振るっていたそうです。
ですから死臭が酷くなるまでは、お母様も怖くて声を掛けられず、発見に至らなかったのです。
“えっ!68歳の高齢者が家庭内暴力?”
一般的には、考えられない事なのですがこのような事例の相談は、行政の相談コーナーには無数に入っているのです。
登校拒否、引きこもり、家庭内暴力など若い人達の問題が先に取上げられて、
いい年した大人の問題に手が回らなかったのでしょう
しかしこの問題で精神的に参っている方の数は想像を絶するものがあると思います。