07/06/15 01:08:21
実家では私を放りっぱなしにしても全く構わなかったエネ夫。
葬式のときも兄弟二人で行動し、私を放っておいて
親戚に叱られてふてくされていたエネ夫。
私もバカだったからずっと放っておく夫じゃなく
夫を叱った親戚を悪く言うトメや
義実家で私にだけ手伝わせたり説教をするトメ、ウトが悪いんだと思っていた。
ある時、親戚の人が「ここの兄弟はいつまでも子どもだね」と
言っているのを聞いてやっと目が覚めた。
でもエネ夫にはなかなか通じなかった。
「私1人をリビングに残さないで」と言っても
「実家では昼寝もしたいし兄としゃべったり遊んだりしたいんだよ」
「それなら1人で帰省すればいい。私は留守番するか自分の実家に行く」
「それはマズいだろ。そんなのは俺が子どものときだってなかったよ。
別々に帰省する夫婦なんていなかった」
「それじゃ、ここの親戚は嫁が1人ポツンとしてずっとウトメさんの
相手をしていたの?」
「それは…違うか。親戚が多かったからそういうことはなかった」
「子どものときと全く違うんだから、1人で帰省したっていいんじゃないの?」
というような会話を繰り返しした。
急病のふりをして義実家に行くのをボイコットしたりもした。
なかなかエネ夫の、私を放置する習慣は直らずどうしようかと思っていた時に
妹の結婚式に夫婦で呼ばれた。
エネ夫が「俺はお前の親戚はほとんど知らないんだから、一人にしないでくれよ」と言った。
そこを突いてやっとエネ夫の放置癖は治った。
トメもウトも夫が目の前にいると過干渉ゆえの小言がはじまり
夫がウザがるようになった。
義兄も結婚し兄弟で行動することもなくなった。
ウトメも義兄夫婦にもちょっかいを出すようになり、こちらへの頻度が減った。
やっと多少の不満はあれどイライラのない生活になった。