07/04/22 10:30:21
中途半端な二世帯住宅を買いました。安かったし、うちは家族三人なのでとても広々。
一階離れを後から廊下でつないで、
そこに後付けキッチンがある風呂玄関一緒のナンチャッテ二世帯。
下が老夫婦二人で部屋四つとDK。上が子世帯。夫婦と子供三人で部屋二つとLDK。
という住み分けだったらしい。
階段を上がったところにベランダに出るドアがあったので、子世帯通らずに
ベランダに出ることは出来ても、カーテンでも引いてないと丸見え。
子世帯の窓の両側にはベランダがないアパートのような折畳式の物干し竿受け。
なんか必死に工夫した跡が随所に見られる。が所詮はナンチャッテの悲しさ。
自分だったら「こなんな家で同居は絶対に無理」なつくり。
ただ、今思い返すと会ったことも無い「売主の息子の奥さん」が今も気の毒で仕方ない。
売主→高齢夫婦。息子世帯が独立し出て行ってナンチャッテ二世帯住宅に二人暮し。
交渉のほとんどはそこに以前子世帯として済んでいた息子さん。
やっと車で10分ぐらいのところに家を新築して出て行っただろうに
今は高齢夫婦が家を売り払って子世帯に引き取られた状態らしい。
私達夫婦は家を買う、その後のリフォームなどでそこまで考える余裕がなかったが
二年たった今、隣の奥さんにぽつぽつといろいろ聞いたところ
「電気代や水道代にうるさいお義母さんだったらしく、お嫁さんけっこう苦労してたみたい」とか。
今度は「引き取った」状態で天下を取ってて欲しいものだ。
見ず知らずの赤の他人だが、切にそう願う。