07/08/08 20:20:38 Q
企業の採用担当者は、応募者の人格を傷つけないように、当たりさわり
のない理由ばかり伝える。
「経験が足りない、スキルが足りない」などだ。
そのため、応募者はますますスキル志向を強める。
しかし、不採用の「本当の理由」は、「コミュニケーション・スキルのなさ」
「リーダーシップのなさ」「強すぎる自分志向とスキル志向」など、
どの会社もほぼ共通している。
人生には「成功する人の人生」と「成功しない人の人生」の2つしかない。
「人の数だけ人生がある」と、自分を社会にを合わせず、自分探しの
旅に出る人は、間違いなく「下流社会」のメンバーだ。
そういう人間は、会社に入っても不平・不満ばかりを言う。
「安定や報酬や休暇」ばかり求め、自己中心的で組織的行動をせず、
仕事を選り好みばかりする。
転職を繰り返し、負のスパイラルに陥る。
成功する人は、自立した人だ。
組織と独立の関係を保つことができ、組織に依存することがない人だ。
むしろ、組織を通じ、顧客や社会に何を与え続けることができるのか
を考え続けている。
自立した人間は、職場に「チャンス」を求める。
相手の立場に立って考えることができる。
だから、コミュニケーションスキルが高く、リーダーになることもできる。
人は誰しも、最初から「自立」しているわけではない。
どこかで、意識して自立した人間にならない限り、一生何かに
依存して生きることになる。
久野康成