07/11/08 22:07:08 zc1bq9iS
ちょっと前に軍関係の話でてたから、俺も一つ。
和みじゃなかったら、スマン。
俺のじーちゃんは陸軍士官学校卒の偵察パイロットだった。
86歳の今でも当時乗ってた偵察機の写真や絵を眺めては想いを馳せる、ばりばりの飛行機野郎。
そんなじーちゃんと、数日前飛行機の模型とかがいっぱい飾ってある博物館に行った時の話。
博物館の奥には、日本をはじめとした世界各国の戦闘機や偵察機の模型や資料が展示されてた。
じーちゃんは何か色々思うことがあるんだろう、30分ぐらい自分が乗ってた偵察機の模型の前にいた。
俺はそんなじーちゃんをちょっと離れたとこから見てたんだけど、
そこへ老紳士って単語がぴったりな白人じーちゃんが現れて、うちのじーちゃんに何やら声かけてた。
じーちゃんは英語出来ないからあたふたして、慌てて俺が駆けつけた。
以下俺が通訳してのじーちゃんと老紳士の会話(数日前だから多少脚色あるかもしれないが、そこは勘弁w
じーちゃんξ゚⊿゚)ξ 老紳士(´・ω・`)
(´・ω・`)「貴方はこれに乗ってたんですか?」
ξ゚⊿゚)ξ「そうだ。それがどうした?」
(`・ω・´)「おお、私は幸運です! まさかジョーに会えるなんて!」
ξ゚⊿゚)ξ「??」
(`・ω・´)「この偵察機は、当時米軍で最も恐れられてた偵察機なんです。
いつのまにか現れて私たちの情報を握り、いつのまにか消えていく。
当時誰もがその日本の技術力の高さ、そしてパイロットの優秀さに感心してましたよ」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
(`・ω・´)「私は基地で見てた身ですが、いつかあの偵察機とパイロットに会ってみたいと思ってました。
その夢が今日叶いました! 握手してください!」
ξ゚⊿゚)ξ「……いいのか? 俺はあんたの仲間をたくさん殺したかもしれないんだぜ?」
(´・ω・`)「それは戦争ですから、しょうがないです。それに基地勤めたと言っても私だって軍に所属してた身です。
間接的にたくさん大好きな日本人殺して、大好きな日本にあの恐ろしい爆弾も落としました。
個人的には、日本にそんなこと、……したくなかったですが。……ごめんなさい」