07/10/28 09:22:59 YBNb4VC8
遅れている思慮がない国日本
宗教的シンボルを平然とANIMEに使う日本人の神経!
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ヴィデオゲームではなくANIMEから実例をひとつ紹介すると、2002年に『SPACE PIRATE CAPTAIN HERLOCK OUTSIDE LEGEND ~The Endless Odyssey~』の発売が延期された事件がありました。
敵役側の使っている武器がユダヤ教のシンボルである「ダビデの星」を模っている様に気が付いた原作者の松本零士が、このデザインは不謹慎かつ問題ありと考えて、変更を申し入れたのです。
日本は思慮がない国だとか遅れていると決め付けるつもりはないのですが、ここ米国から眺めると、市民の社会意識が非常に薄い点は見過ごせません。性差の解消は米国のレヴェルには及ばず、
公衆や公共の場での禁煙の徹底は米国に比べてかなり遅れています。生活環境の維持・改善意識は多くの西洋諸国に比べて劣ったままです。
それに、なんといっても日本は何事も内輪意識で動きがちです。おそらく宗教・人種の面で日本は非常に単一性が強いのが原因だと思うのですが、宗教的図像を使う場合、日本国内外の一部の宗教・民族から返ってくる反応については無頓着な傾向があります。
日本のANIME/MANGAクリエイターは決してわざと海外の宗教や社会慣習・信仰を見下しているわけではないと思います。
文化の違いについて気がまわらないだけなのでしょう。ダビデの星についても、人目を引く思わせぶりなデザインに映ったから使われたのであり、
ユダヤ教徒がどう受け止めるかはそもそも制作チームの考えにはなかったのです。
米国のほうがもともと日本より優秀な国だとか文明人であると主張したいのではありません。
どんな国や文化にも他にない長所と問題点とがあって当たり前です。
宗教的図像や各文化に根ざすイメージやシンボルを何の思慮もなしに使う態度をあれこれ非難するつもりはないし、
賞賛するつもりもありません。ただ、日本の作り手たちは日本国外のさまざまな文化や宗教イメージに目をつけて作品に取り入れる時、日本国外からの視点を考えに入れないで作品を作っているように思える。そう言いたいだけです。