07/10/24 21:59:34 OUBTav4G
彼が借金まみれで困ってるときなきつかれた。
2000万以上あるらしくそんな多額のお金私にはどうしようもなかった。
週に4つのバイトで頑張ったけど体が疲れてダウンしてしまった。
本当に情けなくて申し訳なかったけど彼は責めないでくれた。
なんとかその彼にまともな生活送ってもらいたくて当たり屋を始めたけど
生まれながらに体が弱いせいで1回目の事故で脊髄を損傷して歩けなくなりました。
彼は毎日お見舞い来てくれたけど凄く情けなくてあわせる顔がなかった。
でも毎日毎日来てくれてずっと面会謝絶ってわけにもいかないから勇気だして会いました。
私も彼も無言のまま沈黙が続いたけど彼がお見舞いに持ってきたリンゴを凄く綺麗に包丁で切って
リンゴの皮を細くて一本の長い皮にした。
「お前ならこの皮どう使う?」
私は何がなんだかわからなかった。
「これで縄跳びができるかも。どうだ?これが俺のリンゴの皮の使い方だ!」
すぐわかった。何の役にも立たない自分に対する彼なりのフォローなんだって。
こんな私でも使い道あるかな?って聞くと「あるさ。腐るほどある。」
「ごねんね。ごめんね。」って泣きながらだけど久しぶりに笑顔を取り戻せた。
「お、笑ったな。俺はお前のそんな顔に惚れたんだ。俺の中の小さな夢が今ひとつ叶った」
凄く嬉しかった言葉です。