07/11/01 15:44:33 5X/9UlJ1
近所のスーパーで本気で走り回って鬼ごっこをしている糞ダニが2匹いた。
商品棚の列の間から突然飛び出した糞ダニが、
腰の曲がったお婆さんにぶつかった。
お婆さんはよろめいて尻餅をついたが、
糞ダニは気付かないまま奇声をあげて走り続ける。
しかも1匹は靴底にローラーが付いたスニーカーを履いている。
お婆さんは近くにいたおばさんに起こされていたので私はダニ退治に向かう。
実は以前にも注意したことがあるのだが、ADHDなのか全く懲りていないようだ。
言葉で注意しても無駄なことは承知している。
私は買い物客の少ないフロア中央の商品棚の切れ間にカートを構えて待機。
ここはいわばストレートコースのど真ん中、糞ダニが最高速に達するポイントだ。
しかも糞ダニからは私は死角になっていて見えない。
と、その時、「きゃはははははぁぁぁぁ~!」
来た!「ドタドタドタ、パタパタパタ!」
近づく足音、私の手はカートのハンドルを握り締め、そして、するりと押し出した。
「ゴウンッ!」
想像していたものとは違う鈍い衝突音がした。
糞ダニはカートの上を舞って商品棚に激突。
思わぬ収穫だったのはローラースニーカーのダニが先頭だったことだ。
全くのノーブレーキでクラッシュしたようだ。
さっきまでのニヤけ顔はどこへやら、鳩が豆鉄砲フェイスだ。
「店の中で走るんじゃない!人にぶつかったらあぶないだろ!」
大人がダニを怒る時は躊躇してはいけない。
ちょっとでも優しさをみせるとすぐにつけこまれる。
パニック状態なのか泣くことも出来ないようだ。
その後も私は買い物を続けたが、糞ダニも飼い主も姿はなかった。