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カラスも勝手に殺してはいけない。
野良ネコに愛の手を。
のら猫の福祉を考えた上で、繁殖コントロールできる方法として、やがてTNRはイタリアや、一部のイスラム圏に普及。最近はシンガポールや台湾などにも広まりつつある。日本でもTNRは地域猫活動の要だ。
一方、TNRが立ち遅れているのはオーストラリアやニュージーランド。ペット猫が人気の一方、野生化した「野ねこ」が他の野生生物の繁殖を脅かして害獣扱いされている。
「野生猫はのら猫より捕獲が難しい。繁殖制限をどう進めるか考えなければいけない」とニュージーランド・オークランドの愛護団体「SPCA」のB・ケリッジさんは、今後の課題を指摘した。
数千年の間に世界に広がり、人間と関係を保ちつつ、ごく近い場所で生きるライフスタイルを定着させた猫たち。その自然な生き方を保つには、TNRという人的介入が、今最も適切な方法となっている。