07/09/21 08:19:23 97KOV1UB
ジョージは、ラスベガスへ出張した際に、財布入りのカバンを盗まれてしまった。
幸い、帰りのチケットは背広の内ポケットに入っていたので、ロサンゼルスまで
帰ることはできた。ところが空港までのタクシー代が無かった。
ジョージはタクシーを停めて、事情を話し、「ロスに帰ったら間違いなく金は送るから
空港まで乗せていってくれないか?」と頼んだが、運転手は「金がねぇんなら
空港まで歩いて行きやがれ、くそったれ」とにべもなかった。ジョージは空港までの
20kmを歩き、かろうじて飛行機に間に合った。
翌年、ジョージが再び出張でラスベガスを訪れ、ホテルから空港に戻ろうとすると、
客待ちのタクシーの車列の最後尾に、去年の不親切な運転手の車を見つけた。
ボブは先頭のタクシーの窓を叩き、運転手にこういった。
「なあ、俺のペニスで天国を味合わせてやるからさ、空港までタダで乗っけて行って
くれないか?」 そう言われた運転手はキョトンとしてから顔を真っ赤にして怒った。
「失せろ!このホモ野郎!」
ジョージは2台目、3台目のタクシーの運転手にも同じことを言い、同じように罵倒されて
から、最後尾にいた例の運転手の車に乗り込んで言った。「空港まで頼む。前の連中は
みんな乗車拒否だ」
運転手は「へぇ、そいつはひでぇ話だな」と言い、車を出した。そして車が前のタクシーの
横を通り過ぎるとき、ジョージは運転手達に笑顔で手を振った。