07/07/07 10:13:46 agO9l+Pr
流れぶった切って申し訳ないが・・・・
前スレで「シブミ」というトレヴェニアン作、いま早川文庫で翻訳が出てる アクション小説が話題に出てるけど、
545 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2007/07/02(月) 19:37:58 ID:UFOsWfIV
シブミは面白いよ。
ちょっとどうかと思う日本描写が少なくないが、日本人の精神性の奥底はちゃんと把握してる感じ。
主人公とその恩人の日本人将校が、桜の乱れ咲く中で語らうシーンはうかつにも涙が出そうになった。
他にも、大東亜戦争関係の貴重な証言らしき描写もちらほらあるから、そっち方面に興味のある人にもお薦め。
↑
これが一番ドンぴしゃなせつめい。
このシーンで岸川将軍は「この戦争の中で自分たちも変わってゆく、結局アメリカ的なものがあらゆるところで勝ちを占めていくのだ、我々の文化はどのみち滅びていってしまう」
ということを淡々と語るんだったように記憶している。。。
はみ毛のシーンやセックスシーンもそれなりにあるけどねえ、碁の局面や定石?が章題に用いられてたり。
シブミ、主人公が戦中世話になった碁の師匠からおそわった概念。