07/07/10 09:53:26 X0peCur9
なぜ!? なぜ今さらあのビリー・ブランクスが、日本で「時の人」とまでいわれているのか。
この6月、1年ぶりに日本に帰国してぶったまげてしまった。ビリーといえば、アメリカでは
5、6年も前にブームは終わっている。アメリカで売れなくなったから日本に足を延ばしたのは見え見え。
日本ではもっぱら「ブートキャンプ」のDVDセットが売り出されているが、アメリカでの
ブームに火をつけたのはこれじゃない。そもそもビリーの一番の売りは、テコンドー
(Tae Kwon Do)とボクシング(Boxing)を組み合わせた「タエ・ボウ(TAE BO)」というフィットネスだ。
ビリーはテコンドーと空手の黒帯で、アマチュアボクシング選手権「ゴールデン・グローブ」
のチャンピオンなので、タエ・ボウのコンセプトは納得できる。ノリのいい動きがウケて、
当時はアメリカ中のスポーツジムでタエ・ボウのクラスができたほどだ。
ちなみに、今はもう過去のものとなっている。DVDを買っただけで痩せた気になる人が
ほとんどなので、アメリカ人の肥満度は相変わらず高い。
ともあれブートキャンプは、ビリーの副次的なシリーズだ。「タエ・ボウ」は、コンセプトも名前も、
特許まで取得したビリーのオリジナルだが、ブートキャンプは一般的な俗語。
日本語のウェブサイトで「軍隊用の訓練」とあるのは、ちょっと違う。正確には、アメリカの軍隊が
コンバットブーツをはいたまま訓練することから、「軍隊の訓練を真似たハードなフィットネス」という意味だ。
問題は値段。ビリーの英語のウェブサイトに行けばわかるが、ブートキャンプDVD3本セットは
30ドル弱(約3600円)。日本は1本多いとはいえセット価格1万5000円(約125ドル)もしている。
アメリカ人は、いくらブームでもたかがフィットネスDVDに絶対にこんなに払わない。
日本語版制作費、販売業者の中間搾取を入れるとここまで値段が跳ね上がるものか。
いや、やっぱり日本って足元見られてるんじゃないのかなあ……。(ささききん・NY在住)
URLリンク(news.www.infoseek.co.jp)
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