07/07/08 20:24:53 vJIPh2Pa
>>231
現実性があるシナリオだよ。
まず台湾は日本列島やフィリピンと供に太平洋への出口をふさぐ邪魔な存在(だからこそ米は肩入れしてる)
さらに中国共産党にとって台湾の資本主義政府は意外に剣呑な存在
中国は常に内部分裂の恐怖と戦ってる。
共産党支配を続けるために国内の異分子粛清に余念がないのは周知のとおり。
政権を維持し内乱を抑止するためなら反体制派を弾圧することはなんとも思ってない
だから「同じ中国の一部である台湾」に資本主義を標榜する分離勢力がいることを許容できようものか。
独立を認める前例をつくろうものなら、われもわれもと続いて中国が分裂しかねない
チベットやウイグルは当然として中国は地域差が大きく自然と地方勢力が台頭してくる歴史を持ってる(共産党はそれを必死で抑えてる)
極端な話、地方勢力が資本主義陣営に寝返って内戦になる可能性すらある。
(かつての国共内戦で共産党軍が勝てたのは地方勢力がなだれを打って共産党側に寝返ってくれたから)
今まで、中国が台湾占領を実行に移せてないのは単純に戦力がなかったからと言う側面が大きい
昔から中国軍は外征能力が低くて過去の台湾進攻作戦はすべて失敗した。
だから最近の中国がはっきりと外征能力を増強を宣言して実際に拡充されてるのは台湾にとって現実的な脅威そのもの
北朝鮮問題を見てもわかるとおり国際社会がしてくれることなんて無いし、アメリカもどこまで頼りにできるかわからない(アメリカも約束してない)
台湾が自力で国を守っていくためには友好国であると同時に敵の敵である日本にまともな軍備と外交を期待するのは当然だろう