07/07/22 04:04:55 yIywhcM3
小3の時の話。
通学路に国道沿いの歩道があった。(橋の上)
トラックがバンバン通るので気をつけて歩いてた。
でもある日風に煽られて帽子が飛んでいってしまい橋の下を流れる川に落ちた。
慌てて堤防まで走り河川敷まで行ったけど届くはずも無い。
(50m位の幅で海へ繋がる1級河川。とりあえず浮島?で止まってた。)
前に帽子を無くして母親にこっぴどく叱られたのを思いだし取りに行こうと思った。
でも私は泳げない。(アトピーの関係でプールに入れなかった為カナヅチ)
ランドセルを置いて靴を脱いで、そろっと足を入れたけど怖い。
ついに泣き出してしまい途方に暮れていた。
その時後ろで「どうしたの?」と男の人の声が。
振り向くと近くの高校のラグビー部のユニフォームを着たお兄さんが。
泣きながら帽子を指さすと「落としたのか…取りに行こうとしたの?」と言われ
頷くと「ここはね深いし流れも速いから危ないよ。」と言われた。
「あぁ怒られる!」と思うと涙が止まらなくなり一層大泣き。
するとお兄さんが「ちょっと待ってな。」と言い川へ飛び込んだ。
ピューっと泳ぎあっと言う間に帽子を掴んで戻ってきた。
びっくりしながらも「ありがとうございます!」とお礼を言った。