07/02/21 01:56:48 WmLgyPwk
空自が使っている輸送機C-1。
開発中に左な方々から「長距離を飛ぶ輸送機は侵略戦争の再来だ!」と騒がれ
実用的でない短い航続距離を持たされてしまったショボーンな飛行機。
ところがこの飛行機には、わずか600メートルほどの滑走路で離発着できるという特徴があった。
これに目をつけたのが米軍。
特殊部隊や海兵隊の作戦展開用に、STOL輸送機を喉から手が出るほど欲しがっていたのだ。
さっそく「おたくんとこのC-1、売ってくれない?」と外務省に打診した。
もし実現すれば、日本の産業界にとって快挙であるばかりか、
生産のコストも下げらるし、予算も節約できるし、米軍に影響力も持てるわで、いいことづくめ。
…しかし外務省は防衛庁やメーカーに一言も伝えることなく
「武器輸出三原則に触れるかもしんないから」とにべも無く断っちゃった。
調べれば判るが、武器輸出三原則には触れないケースである。
後日、米軍の担当者から
「いやー、正直な話、マジで欲しかったんだけど残念だったわぁ…」
と全然聞いてない話を振られて初めて知った防衛庁とメーカーは、愕然としたそうである。