07/01/28 22:39:12 doQc27N9
学生時代に体験した奇妙な出来事を投下してみる
当時、週末になると友人の家で夜通し遊ぶことが多かった
友人宅は一戸建てで結構広く2階にもトイレがあるような家で、わたしと共通の友人でその家に行き
3人でよく遊んでいた
友人(以下A)の部屋は2階にあり、深夜2時を回っても1階からドアの開け閉めの「バタン」という音や
足音などががよくしていた
大体4時頃までその物音は不定期になり続ける
Aは両親と同居しているので、当然Aのご両親が立てている音だと思っていた
1年ほど経った頃、相変わらず物音がするのでふとAに尋ねてみた
「Aのご両親って結構寝るの遅いんだね」
「いや、とっくに寝てるよ」
「え? でも1階からよく物音するよ?」
「知ってる けど両親じゃない」
わたしは冗談かと思ったのだが、Aはいわゆる怪談の類が大嫌いな人で
とてもこんな冗談を言うはずがなかった
さらにAの家に来ている共通の友人(以下B)はその物音が全く聞こえていないという
わたしとAははっきりと聞こえているのにBのみが聞こえていない
それも冗談かと思い、Bとは軽い口論になったほどなので、恐らく冗談ではないのだろう
ただ物音がするくらいなので、不思議だとは思いつつも恐怖を感じるほどではなかった