07/01/06 04:32:39 0iovq6Vi
十年ぶりに再会を果たしたのですが、夜中に女の人相手に轢き逃げ死亡事故を犯し捕まり、警察24時にも取り上げられた友人にまつわる不思議な体験を一つ…
事件を起こした彼は小学校低学年に、私の家の近くの昔からある大きな家に引っ越してきました。
同じ学年で家が近くともあり、私と彼はすぐに仲良くなり、彼の家にも遊びに行くようになりました。
彼の部屋は一階にあり、その数十畳はありそうな部屋でしか遊ばなかったのですが、
その部屋の隣りにある高い階段から見える二階の闇の行方が、小学生の私の好奇心からものすごく気になりました。
気になり過ぎて彼の家に遊びに行った晩にそれが毎回夢に出てくるようになりました。
その夢の内容はとゆうと、幼い私がその階段の闇に向かって毎回少しずつ上がっていくとゆうものでした。
そしてその闇の先に椅子に腰掛けた人影を夢の中で感じていました。
けれどもそれは誰かも分からずその後、
彼とも遊ばなくなりその夢も見なくなりました。
彼はその後引っ越しして行き、そんな事を忘れていたのですが、彼との久しぶりの再会の後、彼が事件を起こし捕まったと聞いた晩に多分ショックの余り、十年ぶりにその夢の続きを見ました。
ついにその階段を上りきった私はその人影のもとへ辿り着きました。
椅子に座ったその人の顔を見るなりその女の人はこう言いました。
「お前が小学校の頃から夢で感じていた人影は、この家の息子が轢き殺した私だったのよ!」とゆう夢でした。
あまりのその夢と現実のつじつまが合った恐怖から、しばらく不眠の日々が続きました…。