07/02/20 12:07:09 /xsVUEWq
この前、彼氏にプロポーズされた。
わけあって両親と連絡していないことは話していたけれど、虐待の詳細は話してなかった。
彼とはもう2年同棲していて心から愛してるし信頼してるのに、ただ「家族になる」ということが、心のどこかで拒絶反応を起こしていた。
「考えさせて欲しい」といったら、彼にものすごく悲しい目をされた。
家族になること、そしてその延長になる「親になる」と言うことに恐怖を感じる。
そして、どれだけ望んでも親に受け入れられなかった記憶が、今この人を受け入れていいのか、間断なく警告してくる。
家を出てから初めて、生まれ育った町を訪ねてみた。
間違っても実家には顔を出していないけれど。
私が一時期暮らした施設に行った。
中には入らなかった。フェンスの外から、記憶にあるよりずっとずっと小さな園内を見ていた。
不思議と何の感慨も湧かなかった。
海に囲まれた町は美しかったけれど、私にとっては捨ててきた場所なんだ、と思った。
大阪に帰ってから、初めて私は自分の生い立ちを洗いざらい、彼に話した。
彼は受け入れようとしてくれた。
彼自身も、父親に金をせびられたりさんざ迷惑をかけられてきたから、世の中に血も涙もない親がいるということ自体は受け入れられたんだと思う。
もう何年も、親のことで泣いた事なんかなかったのに、もうすっかり忘れたと思ってたのに、私はまるで子供のように泣きじゃくってしまった。
話したら、なんだか 急に自分が弱くなってしまったような気がした。
鎧のように感情を封印して、味方のいないまま、たった一人で今まで闘ってきたんだなと思った。
弱くなることは怖いことだと思っていたけれど、弱くなって、この人に頼りながら生きていくのも悪くないと思った。
そうすればはじめて本当に、親の呪縛から説かれて、自由になれるのかなと思った。
初めて、本当に過去を過去にして捨て去ることが出来るんじゃないかと。
・・・若干スレチな話ですみません。
ただ、私はこのスレでみんなに励ましてもらいながら頑張って来れたので・・・どうしてもこのスレのみんなに報告したかったので。
結婚します。幸せな家庭を作ります。
頑張ります。