07/08/03 02:18:08 bekXscyc
>>699
親孝行とか家族愛とかは国家がつくったフィクションにすぎない。心の底からそう思う。特に、親孝行ってのは、ありゃ
いったいなんだい? 好きで子供を産んでおいて、苦労して育ててやったんだから感謝したり尊敬したりしろ、ってか(笑)。
ずうずうしいにもほどがあるだろ。なーにがお腹を痛めた子供だ。なーにが手塩にかけて育てた子供だ。
よくこんなセリフを耳にすることがある。
「おれは子供のためなら命を捨ててもいいと思ってるよ。」
この言葉を語る人間の目には崇高な精神を語るときの輝きがある。(笑)
それは確かに正直な気持ちではあるのだろう。その気持ちが気高いものだとでも思っているのだろうが、これ、実は
単なるそいつのエゴである。子供は親(自分)の分身みたいなモノだから、とりあえず自分自身といっていい。未来の
可能性を秘めているという点では自分以上とも言えるだろう。その子供がまさに窮地に追い込まれているときに、
自分の命を投げ出してまでこれを救おうと思うのは、自分のエゴを通すため(だけ)にそう思うのであって、したがって
これは当然の感情なのだ。崇高でもなんでもない。