07/06/11 01:40:40 Tc3u2aiF
線香の煙に発ガン物質
台湾のお寺では、日本より長く太い線香を手に熱心にお祈りをしている人々の姿をよく見かける。
最近、台湾の研究者がこの線香の煙に多量の発ガン物質が含まれているというショッキングな研究結果を発表した。
それによると、台南の成功大学の研究チームが台北市内の寺の線香の煙を採集して分析したところ、
肺ガンを誘発する芳香族炭化水素化合物など化学物質が検出された。
その汚染の程度は、一般の都市の交差点における通常値を上回っていた。
また寺の境内の空気からは、タバコの煙に含まれる発ガン物質ベンツビレンが、
喫煙者のいる家庭の四十五倍、喫煙者のいない家庭の百十八倍という高いレベルで検出された。
研究チームは、「寺で大規模な行事がおこなわれるとき、数百から多ければ一千本もの線香がいっせいに焚かれる。
寺で働く人々の健康が懸念される」と指摘している。
《台北『中央日報』8月3日》
URLリンク(www.roc-taiwan.or.jp)