07/03/18 22:08:38 0
さらにすぐ近くまで行くと、両手両足が無く、胴体が透明な液体に
漬けられていて、それを一目で日本人だと察したAは
「もしかして日本人ですか?」
と日本語で聞いたそうです。するとその壷に入った女性は
急に涙をぽろぽろ流し出して
「そうです」
とやはり日本語で答えたそうです。
詳しく話しを聞くと、数日前その人が一人で旅行に来たときに拉致されて、
そのまま両手両足を切り取られて壷の中に入れられ、
食べ物だけを与えられて見世物にされながら暮らしているだとか。
それを聞いて哀れに思ったAさんはツアーのガイドさん(?)に
助けてあげられないのかと聞いたところ、もうこの人は長生きできないだろうし、
私達ではどうにもできないと取り合ってもらえなかったそうです。
仕方なくAはその女性から、名前と実家の住所を聞いたそうですが、
女性の住所から実家の人に連絡したとしても家族を悲しませてしまうだけだろうし、
ましてや警察になんて連絡しようがない。
日本に帰ってAはそのことで鬱になってしまい、家にこもりがちになって、
それ以来海外旅行には行けなくなってしまったそうです。
そしてその数年後に、同窓会に出席して、私の母に語ったということです。
長文失礼しました。